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【第2回ひつじが文学賞のご案内】(7/18追記)

第1回の案内から早いものでちょうど一年。今年もやります、文学賞。

まだお店をはじめて数ヶ月の段階で開催した前回の文学賞。認知度もそこまで高くない中でご近所から遠方からさまざまな方にご参加いただきました。お店に来られた方々による投票も大変盛り上がり、《書くこと》を中心に置いて、その場に関わる人たちによって作り上げる文学賞の面白さをひしひし実感しました。中にはこれがきっかけで初めて創作をしたなんて方もいらっしゃって、言葉に触れることを面白がってくださる方が一人でも増えたのがまたなんとも嬉しかったです。

さて、そんな第1回の最中から今に至るまで、有難いことにさまざまな方から「第2回はいつやるの?」とのお声を頂いておりました。こちらとしてもやる気は満々だったものの、世の中が日々劇的に動いている中でいつ告知をするかで延々と悩んでおり、結果ちょうどピッタリ一年後の本日6月19日にご案内させていただく運びとなりました。よくできた偶然です。

以下、詳細です。

□イベント概要

第2回ひつじが文学賞

テーマ:
手紙』が登場する文章
※誰かに宛てての手紙である必要はありません。

応募規定:
A4用紙1枚分(片面)に収まる文章にて投稿ください。
ジャンル不問(小説、エッセイ、随筆、日記、詩、短歌、俳句、散文……)

募集期間:
2020年7月1日(水)〜2020年9月30日(水)

募集期間終了後、投票期間(約1ヶ月)を設け大賞ならびに受賞作品を決定いたします。投票方法につきましては店頭での投票を予定しておりますが、その頃の状況を見つつ改めてご案内させていただきます。

なお、受賞作品は店内での展示ほか外部媒体への掲載(後述)を予定しております。

□投稿方法

●持参および郵送

送付・投稿先:
ブックバーひつじが
〒810-0012
福岡県福岡市中央区白金2-15-3 SKJ白金 2F

●メール添付による投稿

時期的に外出が難しい方もいらっしゃるかと思いますので、今回はメール添付での投稿も受け付けいたします。希望される方には改めて提出先アドレスをお伝えしますので、お手数ですがご連絡をいただけますと幸いです。

福岡県外からのご応募も大歓迎です!

□補足事項

※応募された文章に関する諸権利は弊店が管理し、原稿は返却いたしません。
※応募された方の個人情報は本文学賞以外の目的には利用いたしません。

□受賞作品について(7/18追記)

前回(第1回)にご参加いただいた皆様や受賞作品に対してお店として何もできなかったことを深く深く悔やんでおり、「このまま終われんぞ」と反省をバネに今年は色々と思案しましたのでご案内させていただきます。投票によって見事大賞を受賞された作品につきましては、店内での展示(予定)のほか下記のメディアにて掲載が決定いたしました!

1.シティ情報Fukuoka本誌およびMOVIES(フリーペーパー)への掲載

1976年創刊の福岡全域で流通している情報誌『シティ情報Fukuoka』さんにて大賞受賞作品をどどんと1P掲載していただくことになりました。掲載号は未定(12月号or1月号予定)ですが、ひつじがに来られる方だけでなく福岡の街で暮らしている多くの方に作品を読んでいただけます。街の情報誌に文章が掲載される機会はなかなかないと思いますので、ぜひこの機会にご挑戦ください。
(※掲載内容については受賞者様と相談で決めさせていただきます)

https://www.fukuoka-navi.jp

2.ミッケ!フクオカ(WEBマガジン)への掲載

福岡のヒト・モノ・コトを見つけてもらうためのSNS発WEBマガジン『ミッケ!フクオカ』さんに大賞作品の掲載を快諾いただきました。vol.14(12月1日リリース予定)に載る予定で、こちらはWEBマガジンなのでネット経由で全国の方に作品を読んでいただけます!

3.店主からの手紙(参加賞)

上記2つは大賞受賞作品に関するお話ですが、それだけでなくご参加された皆様に対して何かできないか、前回の反省を重く重く受け止めながらあれこれ考えていました。できることは限られてしまいますが、今回のテーマが「手紙」なので作品を投稿いただいた皆様へ読んだ感想を添えたお手紙を書いてお送りします

前回の提出数を目安にしているので万が一にもたくさん届いたらその分たくさんお返事を書くことになるのですが、どれだけ時間がかかっても(なるべく早くでもちゃんと読んで)皆様にお返事を書きます。大賞を狙うほどではないけど、参加賞の手紙は欲しいという方がいたら(いいなぁ)ぜひお気軽に作品をご提出ください。

□テーマを『手紙』にした理由は?

前回のテーマ『お酒』はブックバーという形態からも非常にイメージのしやすいお題ですんなりと出てきました。で、第2回はどのお題でいこうかと頭を捻らせようとした矢先に世の中に劇的な変化が起こり、それぞれの生活もガラッと様相を変えてしまいました。なんとなく人との距離感を気にしなければいけないような空気の中、それでも人とのつながりを大切にしたいなと思った時に出てきたのが『手紙』という単語でした。

現在ひつじがではアナログな時間を大切にしようという思いの元、店内で手紙をかけるようにポストカードの販売をはじめていますが、その第一弾をお願いした作家の急行2号さんがTwitterでこんなことを書かれていました。

「大切な人になかなか会えない分、お手紙でお話しましょう📮」

今はメールやLINEで手軽に連絡が取れる時代なので、手紙のように手間のかかる方法を選ぶ方はそう多くはないかもしれません。ただ手間がかかる分の気持ちは文章の中にこもるだろうし、それはお話を作るのもおんなじ。なんとなく便利なものが溢れかえって想像する機会がめっきり減った今だからこそ、改めて手紙が持つような「あたたかさ」に向き合ってみるのも面白いのでは……と思った次第です。

□今年も投稿お待ちしてます。

昨年同様、もし「よし、やってみよう」という気持ちが少しでも芽生えたなら、ぜひその勢いのまま筆を手にとってください。あとこれは個人的な反省ですが、前回初回は勝手がわからなすぎて受賞された方に何かをするところまで手が回らなかったので今年はその辺をちゃんと、しっかりと、やります。

皆様からの投稿、心よりお待ちしております。

ブックバーひつじが 店主 シモダヨウヘイ

(SNSもやってます)
twitter:@bb_hitsujiga
Instagram:@hitsujiga