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【大学院試準備三部作③入学準備編】すべて前倒しするに越したことはない

みなさんこんにちは!じんぺーです。
現在京都大学大学院教育学研究科に通っている自分が大学院試準備に関して何回かに渡って記事を書いております。

今回はそれの第3弾になります。試験には受かったとして、試験後から入学までの過ごし方について、お伝えしたいことを書いていきます。

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それではいってみましょう!

大学院に合格してからのじんぺーの過ごし方

他の大学院もほとんど同じかと思うのですが、9月頃に大学院試があって、9月末には結果が出ていたと記憶しています。大学4回生のこの時期といえば、なんといっても卒論があり、忙しくする人も多いかと思います。

自分は、大学院試を受けていて、そこで研究経過報告書も出さないといけなかったので、卒論については、いやでも考えないといけない日が続きました。そういった経緯もあり、周りの4回生よりは少しは卒論も進んでいたのではないかと思います。

そんな中で自分は何をしていたかというと、始めたてのブログ更新頑張っていたり、学生団体立ち上げたりしていました。これはこれでもちろん、大切な毎日だったのですが、大学院で頑張りたい!という人におすすめの過ごし方があります。ぼくもやっておけばよかったなあと少し後悔していることです。

入る予定の研究室のゼミにお邪魔する

大学院での生活がスタートすると、来年入ってくる(入試を受けようとしている)人が何人かゼミの中で一緒に勉強していることに気づきます。それは、京都大学の学部生の人ももちろんいるのですが(内部進学予定者とか指導教員が見ている卒論生とか)、外部受験で入って来ようとしている人も何人かいます。

ぼくもこれをやっておけばよかったと思っています。

ゼミの中で先生の話を聞く、先輩の話を聞く、自分も発表する、大学院に入ってからやりたいことを相談する、などなど、可能性が広がっていきます。何より楽しいです。

これは対面であっても(あまりに遠くの大学を受験していると厳しいですが…)、オンラインであっても可能だと思います。現に、おととしの対面の時も去年のオンラインの時も入学予定の人は何人も参加していました。ぜひ入学してからではなく、試験に合格したら(何なら合格する前でもいいくらいですが)すぐに指導教員に連絡を取って参加してみてください。

すべて前倒しするに越したことはない

これは何もゼミ参加に限る話ではありません。大学院の研究生活はやることがたくさんあり、入学するよりも前にできることがあるならどんどんやっていったほうがいいと思います。例えでいくつか書いていきます。

学会参加
学会参加に関しては院試限らず、学部生でもどんどん行ったらいいと思います。自分の興味のある分野なので、話を聞いていたらずっと楽しいです。

ゼミで先輩と話すときに「どんな学会行きますか?」と聞くと、いろいろ教えてくれると思います。学部生は参加費も安いし(無料の学会すらある)、かわいがってもらえると思うのでほんとおすすめです。そして、学会に参加してたら、自分も発表したくなってくると思います。

学会発表
卒論の内容が定まってきているなら、4回生のうちに学会発表に挑戦しておくとよいのではないかと思います。学会と聞くとすごくハードルが高く聞こえますが、アドバイスや新しいアイデアを頂く場と考えれば早くに挑戦しておいた方がよいと思えるかもしれません。

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こちらは、自分が5月に発表する予定の2021 APS Virtual Conventionという国際学会です。急に英語を出してすみません。ここで見てもらいたかったのは、「Resarch Proposal Poster」のところです。つまり、研究の結果がまだないとしても、「こんな研究しようと思ってます」といった発表だって受け入れてくれるのが学会です(すべての学会がこうとは限らないので注意)。

学会と言わずとも日本各地には研究会のようなものがたくさんあり、そういう場所で発表してみるといいかもしれません。

論文準備・投稿
学会に限らず論文を学術誌に投稿する準備をしておいてもいいかもしれません。卒論提出は1月や2月初旬くらいまでなので、最後の春休み、いい感じに遊びつつ、卒論を学術論文として投稿する準備を進めておくと最高にいいスタートダッシュが切れると思います。

その時には次に行く研究室にもお邪魔しているとして、指導教員になる人と論文投稿のスケジュールや添削の相談もしてみるといいかもしれません。

なぜ早め早めがいいか

あまり急かすつもりはないのですが、早くやっていたらいいことがあります。また別の記事で書こうと思うのですが、「学振」(お金をもらいながら博士課程で研究できるという奨学金の進化版みたいな感じです)というM2の春にやってくる大学院生活の1つの山場に備えられるからです。

具体的にはM2の春に申請をします。この申請のタイミングで研究がどれだけ進んでいるか、とか、どれくらい論文投稿したり、学会発表したりというのを書かないといけなくなるからです。このあたりは厳しい勝負の世界なのでしょうがないところがあります。早めにやっていて、早めに論文持っている人とかが強いです。

ちなみに、ぼくは去年これ落ちてしまった無念もあり、まだ進学前という人にもこのあたり意識して頂ければと思っています!

というわけで院試に関する3部作はとりあえず以上になります。これから院試に挑まれるすべての方を応援しています。またお悩み相談会しますね!

このnoteではこの記事のように、お金がないながら、学ぶ続けるためにじんぺーが考え抜いた数々の方法をご紹介していきます。
より多くの学生に手触り感のある生活術と希望をお届けできたらと思っておりますので、ぜひフォローをよろしくお願いします!

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