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HIU公式書評ブログ Recitation

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堀江貴文イノベーション大学校(HIU)公式の書評ブログの朗読版です。 HIUメンバーによる書評を音声にしてお届け! この度、音声配信プラットフォームhimalayaが音声アップ… もっと読む
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記事一覧

書評_一日中TikTokを見て時間を消費している人へ__世界一やさしい_やりたいこと_の見…

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仕事が楽しくない。暇な時間はTikTokをずっとみている。人生を消費しているだけな気がする。そ…

書評_歴史の舞台裏から学ぶ大東亜戦争シリーズ5__重光葵_連合軍に最も恐れられた男

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終戦記念日がおわりましたが、果たして8/15が何で終戦記念日なのでしょうか。8/14にポツダム宣…

書評_今度こそ_真の読書家になろうではないか___本の読み方_で人生が思い通りになる_…

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ビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェット、孫正義・・・世界に名だたる名経営者・投資家であり成…

書評_ちょっと昔の本当の話夜這いで始まる恋がある__夜這いの民俗学_夜這いの性愛論

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民俗学の父といえば、柳田國男ですが、性とやくざと天皇は扱いませんでした。この本ではその穴…

書評_歴史の舞台裏から学ぶ大東亜戦争シリーズ2_実在のエースパイロット__大空のサム…

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「つくづく、人間の運命ほどわからぬものはない」、飛行機乗りで大東亜戦争(第二次世界大戦)を…

書評_この本一冊で最高のWell-beingを実現__一生使えるポジティブ言い換え言葉_-_好感…

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「コップに半分しか水が入っていないのか、それともコップに半分も水が入っているか」。同じ事…

書評_現代の哲学者から学ぶ__シリコンバレー最重要思想家_ナヴァル_ラヴィカント

この本は、彼のツイート、ポッドキャスト、インタビューからの洞察を集めて編纂したもので、富、幸福、教育、起業、技術、哲学など、さまざまなトピックについての彼の見解を提供しています。 まず特徴的な点は、320ページあるにも関わらず、どのページからでも読むことができるということです。読者は自分のペースで、自分の関心に基づいて本を読むことができます。それはまた、読者が特定のトピックや思考について深く掘り下げるのを容易にします。 また、著者は読書の重要性を強く認識しています。彼は、読書が知識を深め、新しい視点を提供し、自己啓発に役立つという考えを強く支持しています。さらに彼はソーシャルメディアと適切な距離を保つことを推奨しています。 そしてナヴァルのおすすめ図書が巻末に載っているという点でも読者にとって大きな価値があります。彼の推奨する本は、彼の思考や哲学に影響を与えたものであり、それらを読むことで、彼の視点をさらに深く理解することができます。 "シリコンバレー最重要思想家 ナヴァル・ラヴィカント"は、ただの本以上のものになりえます。それはガイドブックであり、知識の宝庫であり、そして新たな読書の旅への道しるべでもあります。この本を手に取ることで、あなた自身の知識と理解が深まることを願っています。 シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント 作者:エリック・ジョーゲンソン

書評_8ページで感じる村上春樹の世界__スパゲティーの年に

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春になると読みたくなる村上春樹の超短編小説である。出会い、別れ。遭逢、邂逅、別離、喪失と…

書評_5年ぶりの新刊_まずは1巻から読み返した方がよいだろう__ドリフターズ_7_

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6巻が出たのが2018年、5年ぶりに新刊が出た!小学校1年生も6年生になっている!まずは1巻から…

書評_歴史の舞台裏から学ぶ大東亜戦争シリーズ4_世界最強__零戦_その誕生と栄光の記録

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アジア解放が目的である大東亜戦争(第二次世界大戦)に向けて、他国と対等以上に競り合える力…

書評_成功者の考え方が学べる___不動産投資_知識ゼロから儲ける1年生の教科書

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著者は、元外資系保険会社の支社長を勤めあげたFP資格を有する投資家。 転勤の多い管理職と…

書評_仕組み化を制するものはビジネスを制する__とにかく仕組み化_人の上に立ち続ける…

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大ヒットシリーズ「リーダーの仮面」「数値化の鬼」に続く待望の続編。 1作目で著者のファンと…

書評_自分のコミュ力が高いと勘違いしていたことを痛感__頭のいい人が話す前に考えて…

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人から理解され信頼を獲得する話し方が惜しみなく説明されている。人は相手を信頼するときは、…

書評_戦略_智慧_役立つ日常生活編7_60歳発心で102まで長生き__老荘思想に学ぶ人間学

老荘思想(ろうそう しそう)は、古代中国の哲学における二つの主要な思想流派の一つで、老子(ろうし)と荘子(そうし)の二人の名前から名付けられました。私的な解釈ですが「肩肘張らず自然と調和して生きようや」というような感じと思います。「気にすることで体の調子を悪くする」、「呼吸を長くして、気が長くなる」など色々と生活に役立つことが書かれています。本書で一番興味深かったのが、60歳にして自分の人生を振り返り発心(ほっしん)して、それまでとは違う道をみつけた「趙州(ちょうしゅう)」です。彼は発心したおかげで102歳まで生きました。その教えについてみていきたいと思います。 自分自身の価値観を理解し、それを大切にすることは、人生において非常に重要です。しかし、時には古い価値観や思考パターンが自己成長の障害となることもあります。だからこそ、「価値観を捨てることが大事」と言えるでしょう。自己成長や幸福を追求するためには、自分自身を制限するような古い信念や無用な心配を手放し、新しい価値観や前向きな考え方を取り入れることが重要です。本書ではこのように書かれています。 【断念することによってすべてがかわり、目の前に新しい世界が開けてくることにもなるのです。】 既存の価値観は居心地の良さ、安心感を与えてくれるコンフォートゾーンから抜け出すのを妨げます。でも、思い切って価値観をすてると新しい世界感が広がるのです。それを実践したのが趙州(ちょうしゅう)です。趙州は60歳まで官吏(かんり)、いわゆる役人をやっていました。そして、ふと思ったのです 「これは俺の人生ではないのかもしれない。もう一つ、別の本当の生き方があるかもしれない」 発心(ほっしん)です。彼は80歳までいろいろなところにいって学び、そして、102歳まで長生きしました。学ぶことや行動することは若さを保つ秘訣なのですね。(※発心:思い立ってある物事を始めること) 自分自身の中にある素晴らしい可能性を信じ、古い思考パターンや自己制約を捨て去る勇気を持つことで、より自由で充実した人生を築くことができるでしょう。自分の心と向き合い、自己変革を遂げることで、より良い未来へと進むことができると思った一冊です。 老荘思想に学ぶ人間学 (致知選書) 作者:境野 勝悟 発売日:1993年5月1日 致知出版社