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看護・介護10か条を学び直して感動した話です

看護・介護 10か条
1.食事は食堂やデイルームに誘導し、経口摂取への取り組みを推進しよう
2.洗面は洗面所で朝夕、口腔ケアは毎食後実施しよう
3.排泄はトイレへ誘導し、オムツは極力使用しないようにしよう
4.入浴は週3回以上、必ず浴槽に入れるようにしよう
5.日中は普段着で過ごし、更衣は朝夕実施しよう
6.二次的合併症を予防し、安全対策を徹底し、可能な限り抑制は止めよう
7.他職種と情報の共有化を推進しよう
8.リハ技術を習得し看護ケアに生かそう
9.家族へのケアと介護指導を徹底しよう
10.看護計画を頻回に見直しリハ計画に反映しよう

回復期病棟で勤務している私は、11年前に入職したての頃にこの10か条を学んで感動した記憶がよみがえります。(詳細は当時とは改定されている)
病院で働いているけれど、リハビリスタッフが看護スタッフの半分ほどいて、栄養士やソーシャルワーカーとのチームで患者さんの支援をしている場所に就職できたことはとても幸せだったなぁと思います。

11年も勤務していたら、出来ていないことも課題もたくさんあるのですが、今回学び直す機会があり、じっくり振り返ってみるとやっぱり素晴らしい取り組みだと再認識できました。

私達は、この10か条に沿うようにケアを行っています。理想を追い求めているので通常の病院よりも手をかけているので時間がかかります。でも毎日こつこつ続けているんですよね。こういう病院に勤務できたことはとても有難く貴重な経験でした。

この10か条の評価表もあって、もっと詳細に項目がわかれています。これだけのことをなぜするのか、なぜしなければならないのか・・・
こういうことってきっと関わっていない方々にはわからないですよね。

どんな仕事にもそこに働いているひとの想いがあって、ただこつこつと日々誰かのためになにかを提供しているのですよね。この社会はひとりひとりが丁寧に生きていることによって成り立っているんだなぁって今さらながら自分の仕事に感動してしまいました。

もちろん足りないところはいっぱいあります。でもそれでもみんなで頑張っているんだなぁ・・・あたりまえすぎて忘れていました。



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