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オランウータンの話

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息子さんが好きになったオランウータン 息子さんの好きに寄り添うためにオランウータンをリサーチ いざ動物園へ行ってみるとオランウータンのいる動物園の少なさに驚かされた。 知っている… もっと読む
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消息をたったオランウータンの赤ちゃんの裏にあった闇

前回の記事を書いていて気づいた事 それは、消息をたったオランウータンの存在 因に、前回の記事はこちら オランウータンが初めて日本に来たのは なんと江戸時代に遡り 1792年、寛政4年だったと言う 長崎の出島に到着するがすぐに死亡してしまう その次に記録があるのが 1800年(寛政12年)こちらも 長崎の出島に到着している こちらのオランウータンは死後 剥製が作られたらしい そして、1898年に上野動物園で初めて オランウータンが飼育される (4が月後に死亡しているが。

消耗品だったオランウータン

上野動物園のオランウータンの 最後の一頭となったモリー 詳しくは下の記事を それまでいたオランウータン達が 次々に他の動物園に移動して行く中 モリーが残されたのは〝高齢〟という理由 動物の移動には、たくさんの負担がかかる 檻に入れられ陸路、空路を行くわけだ 先ずは檻に入れるのに使われていた〝麻酔〟 麻酔を打つ事は動物にとってかなり危険だ 下の記事でモリーと一緒に紹介したジプシー 飼育下で世界最高齢という事で 日本だけでなく世界的にも名が知れる オランウータンだ

上野動物園からオランウータンが消えた日

うちの息子さんはオランウータンが好きだ たぶん4歳くらいから オランウータンが好きになったと思う その影響で、オランウータンについて いろいろ調べるようになった 動物園と言えば、上野動物園というイメージが 東京で生まれ育った私にはある 実際に、国内初の動物園で 140年の歴史があり 来場者数は現在も1位だ しかし、その上野動物園にも そんなに行った記憶がないし なにか特定の動物を目当てに 動物園に訪れる事もなかった 故に、ただただ漠然と 象やライオン、キリンなんかが

日本の動物園のオラウータンを語る上で避けられないモリーとジプシーの光と影

まず、息子がオラウータンを好きになって オランウータンの事を調べて行くうちに ある一頭のオラウータンの存在を知った そのオランウータンの名前がタイトルに含まれている本が 何冊も存在する、、、日本で一番有名なオランウータン 彼女の名前は〝ジプシー〟 2017年9月27日に亡くなった時には 御年62歳(推定)で飼育下での世界最高齢 息子さんは5歳ぐらいからオランウータンを 好きになったので残念ながら ジプシーにお目にかかる事はなかった ジプシーの年齢が推定なのは ボルネ

子どもの〝好き〟を大事にしていたらその奥深さに親の方がハマった話

私は、人生において〝好き〟って大事だと思っていて 本気で熱中できる〝好き〟 誰にも譲れない〝好き〟がある 人生の方がとても豊かになると思っているし 〝好き〟はとても純粋な、 そして、強力な原動力となるとも思っている なので子育てにおいても 〝子どもの好き〟に寄り添ってきた 消防車が好きだったときは トミカの消防車という消防車を集めて おもちゃ箱を真っ赤っかに染め上げた 恐竜が好きな時期は おもちゃや本、図鑑は当たり前 洋服だけじゃなく下着や小物に至るまで 恐竜に染め上げ