M&Aでありがちなトラブルとは!?

最近は見る機会が増えてきつつある「M&A」というフレーズ

小規模なものから大規模なものまで近年では頻繁に行われてきているのですが、まず初めにざっくり交渉フェーズをご説明します

大きく分けて3つのフェーズです

①交渉スタートから秘密保持契約書(NDA)
②実名での情報交換と条件交渉(基本合意の締結まで)
③制約に向けた最終交渉(リューデリジェンス、契約締結、クロージング)

ここの過程もしくは成立後で実はトラブルがあっていきなり交渉不成立や倒産するとなる事例があります。それを今回はご紹介したかったのです。
では参りましょう!

①買い手が本業を辞めれなかった
②引継ぎ失敗で、取引先を失った
③がんばりすぎて社員がついてこれない
④買い手の予定してた融資がおりなかった
⑤個人保障を外せなかった
⑥情報漏洩
⑦基本合意後の値下げ要求しすぎ問題
⑧売り手から提示された資料と実体が違っていた
⑨隠れ負債
⑩引継ぎ期間が終了できなかった

これらの事例は売り手側、買い手側、どちらにも責任があります。

企業買収といっても結局は人と人のやり取りでその後の未来が大きく変わります。お金を積めば買収できるかいったらそうでもなく、仮に買収できたとしても明るい未来は待っていないでしょう。

なので買収した後会社を社員をどういった風に成長させていくのか、明確なビジョンを持つことが大切で、妄想をしまくればよいわけです。それを言語化して売り手に伝えてあげれば、お互い信頼も深まって自己開示をし、トラブルのない取引ができることでしょう。

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