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8月の備忘録

あたりまえのように40℃近い気温がつづき、「平年並み」っていつのこと?と問いたくなった8月。いつもと違う、今までと違う不調を感じていた人は多かったんじゃないだろうか、となんとなく思う。

自分のことでいえば、心身ともに頼りなく、心細いことが多かった。踏ん張りがいまいちきかず、立ったり折れたりのくりかえし。全身の蕁麻疹も初めてで、1週間ほどで引いたものの結局原因がわからない。
とにかく眠くて眠くて縦になっていられないほどで、眠気で外出をやめたことが何度もあった。

特に今年はハードワークをやめ、ダンスからも離れ、家にこもることが多かったのでナーバスになった点も否めないけれど、とことん閉じこもる生活をすることで蓄えたものも地味だけど確実にある。
お祭りも浴衣も花火も、今年は縁がなかったけれど、ゆっくりした時間のなかにいた分、夏はごく身のまわり、そこここでしっかり味わえた。

せっかく会社という枠を外れたのだから、今後は「極端に寒い時期と暑い時期は仕事をしない」という江戸っ子的生活を目指してみるのもいいかもしれない。

先日の事故の後処理で、実家がまだまだもめている様子。廃車だの保険だの慰謝料だのと苦手な金勘定に振り回されつつ、後遺症か頭痛がやまず会社を休んでいることを母が焦っているので、
「お母さんがちっと休んだぐれえで会社つぶれねし、そんげ簡単に会社はクビなんか出来んがっけ。行って休んでばっかしてたら会社ん人も気使うし、死にかけたわけらし、らったらがっつり休んで用事片してから復活すればいいろ」
と言ったら
「おめえは良いこと言う!」
と10年ぶりくらいに褒められた。


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