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チョコミントアイスが好きになったという世間的にはドウデモイイ話

ここ数年、チョコミントブームが続いていますね。

子供の時はチョコミントアイスの、あのスーっスーっした感じが本当に苦手で…。

しかし大人になった今では、大好物となったのです。

そこで「チョコミントアイスが好きになった理由」を自分なりに考えてみました。

初めてのチョコミントアイスは「サーティワン」

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あのミントカラーのチョコミント商品の先駆けは、サーティーワンのチョコミントアイス。

私の初めてのチョコミントアイスもサーティワンでした。

出会いは、小学校3年生くらいの時の事。

いとこのお姉ちゃんが買ってきてくれたのが、きっかけです。

あまりサーティーワンのアイスを食べる機会がなかった私。

テイクアウトのパックに詰められた色とりどりのアイスたちに、すっかり魅せられて私のテンションは上がりっぱなし。

すべて違うフレーバーで本当にカラフルな光景でしたが、その中でも、ひときわ不思議な色のアイスが…。

今でこそ、ミントグリーンというワードが頭に浮かびますが、当時の私は「青い不思議な色」

そう、チョコミントアイスとの初めての遭遇でした。

まさに、未知との遭遇!

決して、自ら手を伸ばすビジュアルではなかったのです。

チョコミント初めての感想は“ありがち”だけど「歯みがき粉?!」

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しかし悲劇的なことに、いとこのお姉ちゃんは「チョコミント食べていいよ~」と薦めるのでした。

その言葉は「一番美味しいものを食べさせてあげる」という優しい気持ちが溢れていました。

彼女にとっては間違いなく、チョコミントがNo.1だったのです。

「そっか、これが一番美味しいんだ」と薦められるがままに、チョコミントアイスを口にしました。

なんの躊躇もせずにパクリ!

そして、一口食べたところで衝撃が!

『は、歯磨き粉?』

なんせ、スーっスーっする食べ物があるなんて知らなかった私。

歯磨き粉以外の何ものでもなかった…。

しかも、歯磨き粉自体が苦手だったもので、いとこのお姉ちゃんの優しさは私にとって拷問のようになってしまいました。

一口でギブアップしたかったのですが…。

年に1.2回しか会えない、憧れのお姉ちゃんのNo.1を否定する事は出来ない。

スーッスーッする未知のアイスをクラクラしながら、食べきりました。

ミントというものを理解していなかったので、あの独特の感覚が何から来ているのか、さっぱり分からず…。

人間は「分からない」ものに対して、とかく不安や嫌悪感を覚えるものです。

チョコミントアイスとの「初めまして」は青天の霹靂となってしまったのでした。

完食後、隠れ放心状態の私にお姉ちゃんは、「美味しかったでしょう~♪」と満面の笑み。

私は「うん」と人生初めての忖度を経験しました。

初めてのチョコミントアイスの衝撃!

初めての忖度!

その後、チョコミントアイスに手を伸ばす事はありませんでした。

大人になってからハーブとしてのミントを知る

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それから大人になり…。

いや、大人になりすぎたという程の年齢となり…。

花粉の季節に鼻がスッキリしなかった時に、カフェでミントティーを注文。

さほどの意味はなく注文したのですが(ハーブティー)=(体に良い)という認識はあり…。

そして飲んでいるうちに、体にある変化が起こりました。

なんか鼻が、すんごくスッキリ~!

鼻の通りが良くなっていたのです。

しかも、苦手なはずのミントのスーっとした爽快感が心地よく感じました。

ミント良いかも~♪

アイスクリームに添えられている、ミントの葉も食べるようになりました。

アイスクリームと一緒に食べると、ミントの葉が良いアクセントとなり美味しいのです。

ミントやっぱり良いかも~♪

初めての忖度をするきっかけとなったミントは、私の中で一気にヒーローとなったのです。

子供の頃に食べたきりのチョコミントアイスと再会

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そして、何十年も食べなかったサーティーワンのチョコミントアイスにチャレンジ!

最高じゃ~ん♪

あの死ぬほど嫌だったスーッスーッ感が心地よく、その爽快感は体も心も軽~くしてくれます。

毛穴も細胞も開ききり、体が軽すぎて違う世界に行ってしまいそう。

そこをあのチョコチップのアクセントが私をこの地上に、この世界に留めてくれるのです。

チョコの甘さと、その中のカカオのちょこっとしたビターの感じが、爽快感マックス状態を適度に落ち着かせてくれる…。

チョコとミントは最高のコラボだ~♪

てなわけで…。

何十年もかかったサーティーワンのチョコミントアイスとの再会は、ドラマチックな素敵な再会となりました。

人の好みは必ずしも不変ではない

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人の好みというものは、経験や先入観が大きく影響するもの。

子供の頃は…。

(歯磨き粉のスーっスーっが苦手)(チョコミントアイス)=美味しくない

大人になってからは…。

(スーっスーっするのはミントの特徴という知識)(ミントの効能を体感)(歯磨き粉のイメージ)=ミント最高じゃん!

(ミント最高じゃん!)(チョコレートと合うという気づき)(好きになったスーっスーっは冷たさで倍増)=チョコミントアイス最高じゃん!

こんな感じです。

世間的にはドウデモイイ話ですが、好きなものが増える事は何とも言えない喜び♪

皆さんの「好き」も増えますように…。

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