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新卒入社、半年で退職 辞めた理由

いなで うそです。

今回は、辞めた理由。

前回の話はこちら↓

さてさて、辞めた理由について。

一つに絞ることはできないため複数ご紹介
大別すると、「周りの人間に関するもの」と「自分に関するもの」です。

・営業が嫌だった

営業が嫌だったことは記事になっておりますので、お時間ある時に是非

この記事を書いたときには「自分がされて嫌なことを人にしたくない」っていうことでした。
それも正解ではあるのですが、今日考えていたのは
「自分が苦しむ分にはいいが、そこに他人を巻き込みたくない」
っていうことにも気が付きました。
ノルマとか売上目標があること自体には特に引っかかることはありません。
ただ、それらの数値が現状から言ってほぼ無理に等しいような数字で、しかもそれをクリアできなければ上からウダウダ言われてしまう。
言われないようにするためにいろんな手段を使って売り込むことになる。たとえお客様が嫌な思いをしたとしても…。的な。

自分がうだうだ言われたくないがために頑張ることも社会人としては必要なことだと思いますけど、やっぱり人に嫌な思いをさせるのはどうも無理です。

「自分だけが頑張ればいい」なんていうオアシスは、勉強とか自己啓発だけですね。

・上司が人間として本当に合わない人だった

あまり汚い言葉は使いたくありませんが、
はっきり言って私の元上司は人間性がクズでした。

仕事はものすごくできるみたいで、営業成績もトップでした。
仕事の「結果」だけを見れば十分尊敬に値すると思います。

仕事だけ!見れば。大事なので2回言いました。

仕事以外を見てみると、
営業車でタバコ吸って道端に投げ捨てるし、
営業所にいる社員にセクハラはするし、
平気で怒鳴るし、
社員の悪口は言うし、
セクマイは死んだ方がいいとか言うし、
会社のコンプライアンス違反は平気で行うし。

とんでもない人間です。
そこまで自分に直接的な危害があったわけではないものの、
一緒に働くには精神衛生上よろしくありませんでした。
結果、滅入りましたしね。

人間性が個人的には無理な人間、生きているジャンルが違う人間でした。

・会社の悪口しか聞こえてこなかった

私は一応メーカーに就職をさせていただきまして、
メーカーで研修後は全国の営業所へ出向という形になりました。

その出向先の社員さんは
みなさん口を揃えて
「東京からはるばる来たのに、こんな会社に飛ばされちゃうなんて可哀想」
「まぁ、がんばってね」
「いつか絶望する日が来るよ」
なんて言葉を仰ってました。

そんなの言われたら、ねぇ。
「この会社、そんなやばいところなの?」って思ってしまいました。
自分の目で確かめないとわからないこともあるので、しばらくは様子見をしてみましたが、まぁ確かに働いていくと古ーい体質はたっくさん残っていて、
社内の人間関係も良好とは言えない。
みんながみんな、責任や仕事の押し付け合い。

おーまいがーでした。

・法律に関わる仕事につきたい欲が強まった(?)

法学部出身で、一応一年生のときには特待生になれるくらいには勉強を頑張ってきた私。(思い切って自慢)
せっかくつけた法律の知識はどうにかして使いたい。
入学したくらいからなんとなく法律系のお仕事につくことを夢見ていました。

大学生で知識がホヤホヤのうちに何か「私法律得意です」アピールができる資格を取ろうと考えて、なぜか宅建も取りました。(司法書士か行政書士にしておけばよかった。まぁまだ間に合う。いつから始めてもいいと思っている)

ただ、就活を始めてみると意外と法務職で新卒募集をかけている企業は少ないことに気が付き、法務には法務の経験が必要だということを知りました。(どこの企業で学ばせてくれるのだろうかと悩んでいた)

結果、就活をするときには、総合職(と言ってもほぼ営業職)や営業職を中心に探していました。
就活でものすごく苦労したのはそんなにやりたくない「営業職」を見ていたからかもしれないです。

メーカーに営業職として入社したものの「法務に就くぞ!」って意気込んではいました。
どうしても法務がやりたかったので、早く法務に行かせてもらえるようにとの考えから「ビジネス実務法務検定」の勉強も始めました。

仕事をしながらの資格勉強、大変ながらも毎日コツコツ続けておりました。
メーカーで研修中も、出向後も。
出向先、終業後に法務の勉強をしていると「やっぱりこういう勉強をしている方が楽しいし、インプットした知識を早く活かしたい」と思うようになりました。

就活の時に、貪欲に法務を求めておけばよかったです。

・ストレス発散の仕方が下手だった

入社後、そりゃ愚痴や不満も出てきますよね。
会社に対しても、人に対しても。

ただ、新卒で頑張ろうと思っていた私は、愚痴や不満を言ってしまったら、ただでさえ嫌だと思っていることを加速させてしまって早急に辞めてしまいたくなると考えておりました。
それに、不平不満を誰が聞いているか分からない・昇進(法務に行くこと)に響くかもしれないと思い何も言わないようにしていました。

溜めに溜め込んだ結果、そりゃ病みますわ。笑
今では家族とかにもっと愚痴を言っておけばよかったなぁなんて思います。

時折の発散は大事です。本当に。

・自分の好きなものを制限されることが多かった

入社した会社のものを使わねばならぬことが多くありました。
その会社の製品が嫌いだったわけではないですが、それ以上に好きな製品がありました。

その好きな製品を使うことができない、私のストレス発散にも必ずと言っていいほど必要なものなのに、好きなものを選ぶことができない。

これ以上無いくらいにきつい制限に感じました。
それもあって、私は自分の好きなものに対するこだわりがいかに強いかが明らかになったのは良かったと思います。

他にも、企業に入ればその企業のサービスやら何やらを自分のお金を払って体験しなければならないことがたくさん。

働いたはずのお金が、会社へ戻っていくー。そんな感覚でした。
せめて働いたお金は、自由に使いたい。これも価値観か。


ザッと、辞めた理由を振り返ってみてこんな感じです。

私の大事にしたい価値観がこれらにはあるんだと思います。
実際に働いてみないと見えてこない価値観っていっぱいあるんですね。
就活の自己分析なんかじゃ、なかなか自分を知り尽くすことは、私は難しかったです。
それでもやるしかないのが就活ですね。

入社して、辞めて、「入らなきゃやっぱ分からないじゃん」ってことがわかっただけでも就職して良かったかも。

もっとキャリアを自由に気楽に考えられるとありがたい。
だんだんそうなってきているんでしょうが。

今回はこんな感じでした。
私が辞めた理由を少しでも美化して転職活動に活かしたいと思います。
(美化しなくてもいいのかわかりません)

長ったらしい文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。

また次回もよろしくお願いします。

いなで うそでした。

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