アトピーの人のためのお風呂上がりケア

医療系の記事あるあるの断り書き

筆者はアトピー性皮膚炎の患者であり、本記事の手法は筆者にとっては有効でしたが、別の方には効かない・もしくは逆効果な可能性もあります。
専門的な見解を求める方は、医師・薬剤師などの医療に関する資格や知見をお持ちの方にお尋ねください。

また、本記事はいわゆる脱ステの記事ではありません。


はじめに

アトピー患者にとって冬の乾燥をどう乗り切るかは非常に重大で、難しい問題の一つだと思います。
私も長年アトピーに悩まされており、この2022年1月はかなり苦しい思いをしました。
しかし、試行錯誤の結果かなり良い対処法を編み出したので、共有したいと思いこちらの記事を作成しました。

ちなみに私の場合は、この対処法を始めてから1週間朝の血塗れ状態からかなり脱却できました。

どなたかの参考になれば幸いですし、追試結果を共有していただければ後学のためになろうかと思います。どうぞよろしくお願いします。

記事対象者(=本記事の手法が有効な可能性があると筆者が勝手に考えている人)

  • 冬場、お風呂入った後に肌ケアしても、ケアしたそばから乾燥して寝てる間に掻き毟っているような人

ケア方法

お風呂上がりに、浴室内で以下を実施します。
浴室内なのは、時間との勝負のため。

  • 濡れタオルで全身の水気を取ります。

    • 乾いたタオルよりも濡れタオルのほうが良い気がします。

  • 乳液を全身くまなく塗りたくります。
    ちょっとヌルヌルして気持ち悪いくらい塗るほうが効果があると思います(個人的感想)。

  • 乳液を塗った直後に、ボディオイルを全身くまなく塗りたくります。
    ヌルヌルのデロデロになりますけど、めげないビビらない。

  • 自然乾燥に任せるか、待てない人は濡れタオルで軽く拭き取ります。

    • 塗りたくると割と寒くないので自然乾燥でも行けちゃったりします(個人的感想)。

  • 最後に、処方されている外用薬を塗ります。

ポイント

保湿を二重にやるというのがポイントかなと考えております。
つまり、

  • まず、乳液で水気と油分を同時に与える。

  • 次に、オイルで水気が飛ばないようにフタをする。

という別目的の保湿をそれぞれきちんとやる、ということになります。

この手法を編み出したきっかけとして、「乳液で保湿しても塗ったそばから乾燥し始めて、寝る前にはガサガサになるんだよなー」ということでした。
そこで、乾かないようにどうするかを考えた結果、「オイルでフタをする」という段階を追加するに至りました。

また、「お湯の温度を下げる」のも効果的かもしれません。
高い湯温は皮膚に熱を持たせ過ぎて、結果的に乾燥すると考えられます。
40度以上のお湯に浸かってる方はそちらも検討されてください。

この手法がアトピー患者のどなたかのお役に立てれば幸いです。

皆様のサポートが励みになりますのでどうぞよろしくお願いします...!