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セブ留学からのカナダ・ワーキングホリデーがよかった理由

はじめまして、HLCAでインターンとして働いているサオリです!
日本で10年程、看護師として働いていました。過去にセブ留学、カナダでのワーホリ、インドでのボランティアの経験があります。1年間、HLCAで医療英語の授業も受けていました!

カナダへワーキングホリデーで渡航する前にセブ留学をした私が思う、セブ留学しておいてよかった!と実感したエピソードを紹介いたします!

1,ホームステイでの生活

 カナダでの生活の最初の1か月間はホームステイを選びました。私のホームステイ先はなんと偶然にもフィリピンファミリーでした!せっかくカナダに行ったのにフィリピン人のホームステイ?と思う方もいるかもしれませんが、ホームステイ先がフィリピン人なのは大当たりです!
 
 まず、人種によってはパンしか食べない家庭や、パスタにオリーブオイルを混ぜただけとか、食事のバランスを気にしないホームステイ先もあります。フィリピンの料理は野菜・お肉・お米などを主とした日本人と同じような食事をとります。ホームステイ中はいつもお父さんがご飯を作ってくれていました。同じアジア人なので、慣れ親しんだ味付けで美味しかったです。フィリピン人が用意してくれる食事は日本人にもピッタリなのです!

フィリピンの方々はお話し好きです。学校から帰ってくると、学校はどうだった?困っていることない?などたくさん話しかけてくれます。私は夫婦と10歳くらいの女の子のお家だったので、女の子の英語は難しすぎず、英会話の練習にピッタリでした。夜ご飯を食べた後、一緒にアイスクリームを食べたりして、ソファーでセブ留学の話を聞いてもらったりしました。

ホームステイ中、こまめなコミュニケーションが必要です。今日は遅くなるからご飯いらない、寒いからお布団もう1枚欲しい、洗濯してもいい?今日もご飯美味しかった~、など、些細なことですが、衣食住についてのコミュニケーションが欠かせません。初めてのホームステイが、要望を伝えられず我慢したり、部屋で閉じこもるような生活にならなかったのは、思ったことを伝えていい、ということをセブ留学で経験していたからです。

 

2,アメリカ人のルームメイト

 ホームステイは4週間の契約だったので、ホームステイ後の家探しをしました。私はきれい好きなので、日本人のルームメイトの方がいいかも、と思っていました。清潔で、立地がいいことを物件の条件としてお家を探しました。最初に住んだ家は、私の他に日本人2人が住んでいるマンションでした。プライベートな部屋もあるし、立地も良かったんですが、住んでみると、、他の住人はキッチンを使ったら洗い物もそのまんま、お風呂場もいつもぐちゃぐちゃでした。引っ越したばかりでしたが、毎日物件サイトを見る日々でした(笑)。
 すると、引っ越した家のすぐ近くで、アメリカ人がルームメイトを募集していました。日本人女性はきれい好きが多いから、日本人女性のルームメイトを探しているんだとか。実際に家をみたらきれいに掃除、整頓されていました。アメリカ人との生活に、衣食住のことで困ったらどうしよう、感覚や文化の違いでうまくいかなかったらどうしよう・・・など最初は不安でしたが、アメリカ人との生活は最高の環境でした!ルームメイトは、きれい好きで、お互い帰ってきたらリビングでおしゃべりできました。英語での生活に気後れして、我慢して日本人との生活をしてなくて本当に良かった!

 相性がいい人というのは、人種や、どこの国出身かどうかは関係ないんだ、と実感しました。セブ留学なしでは、アメリカ人のルームメイトの物件には勇気が出なかったと思います。

3,英語でのインタビュー

  引っ越しが落ち着いたら、学校に通いつつも、次は仕事探しです。お家の近くで募集しているローカルの朝ごはんのお店の求人がありました。スタッフの中には日本人もいるから安心!と思い込んで、気軽にインタビューを受けに行きましたが、日本人は見当たらず!恐る恐る英語でスタッフに声をかけ、マネージャーと突然英語でのインタビューが始まりました。よくわからないまま採用が決まり、初出勤日も決まり、順調に仕事も始まりました。時々、日本人が出勤していました。マネージャーも優しく楽しく仕事を教えてくれました。
 
 セブ留学での経験がなければ英語でのインタビューも乗り越えられなかったと思います。夜もチップが稼げるという理由で、日本人の多いレストランで働いていましたが、せっかくカナダに来たから日本人の少ないところで働きたい!という思いがあり、途中からローカルでやってる小さなレストランで夜は働いていました。

朝、夜、ローカルレストランで働いて、帰ってきたらアメリカ人と話して、日常生活の会話は英語がほとんどのことも多くなりました。どこの国に行くかは関係ありません。自分次第で付き合う人も環境も変えられます。
 
 もし、私が、語学学校で日本人の友達をつくって、日本人のルームメイトと暮らして、日本のレストランで働いていれば、おおよそカナダにいるとは言え、日本語で生活していたことでしょう。少しの自信と行動する勇気を持つだけで、完全に英語のみの生活に飛び込むことができます。

一方で、留学中は日本人と関わらないほうがいいという考えはよく聞きますが、私の場合は、日本人の友達も大切でした。そのバランスを決めるのは自分次第。学習と息抜きのバランスを考えて人づきあいをするのは、日本にいるときも同じではないでしょうか?

4,セブ留学中の友達

  セブ留学中、マンツーマンの授業だけではなく、グループレッスンもあり、その時には他の国から英語を学びにくる子と関わることもあります。仲良くなった韓国人のうち何人か、セブの後、カナダに行くという子もいました。その友達とはカナダでもよく会っていました。

 セブ留学は、みんなと四六時中同じ環境で生活をしました。セブ留学中に衣食住、勉強を共にした環境が、時がたっても、場所が変わっても、つながり続ける関係を築くことになったのだと思います。単純に、初めてカナダに渡航するとき、カナダに行けばまた知っている人がいる、というだけで安心感がありました。

セブ留学で得たことがベースにあったから、行動することができて、経験することができたと思います。行動しなければその経験は得ることはできません。行動に移すには自信と勇気が必要だと思います。英語力はもちろんのことですが、行動につなげる自信と勇気は、セブ留学で習得できた最大の収穫でした。ワーキングホリデービザは12か月間の制限があります。その12か月間をいかに最大楽しむか・・・。いろいろな手段があっていい!私は自分に経験からそう実感しています!


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