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やってこ!の熱のなか

4月4日からの1週間で出会った人たちや起こった出来事のことを言葉にしようと考えていると

ふとChance The RapperのTiny Desk Concertが見たくなった。

こちら。ぜひどうぞ。(55秒あたりから歌が始まります)

Chanceの動画の中ではこれが一番好き。

からだのなかに、ぎゅうぎゅうにつまっているエネルギーと

言葉や想いと、

それをただ外に解放するのではなく

手を伸ばして指の先から一人一人に届けようとしている感じが

何度見ても私の目と耳をくぎ付けにする。

実際に手を伸ばしているわけではないのだけどね。

エネルギーがスパイダーマンの糸のように出ている感じがする。


出会った人たちとの共通点がそこにあるかもしれない。

そう考えながらもう一つ似たものを思い出した。


曽田正人さんの描く『』。

これを読んでもらうのが

このエネルギーの話を一番理解できると思う。

頭の中で考えていることを

ただ外に投げるのではなくて、

エネルギーを外に向けるのではなくて、

内側に。

昴がそのエネルギーの使い方に気付くシーン、

昴のエネルギーに触れた人たちの反応。

ぜひ読んで欲しい。


内側に向けることによって、

きっと醸されるんだな。

だから人に届けた時に伝わる濃度が濃い。

話し始めれば、熱がこもった目で語る。

だけど常にその熱をダダもれさせているわけではない。

オーラのように何かを感じることはある。

熱を込めて何かを作り

熱を込めて届ける。


「やってこ!」という言葉は、

外に向けたエネルギーの解放のようにも見えるけど

エネルギーが内側で十分に熱されていないと、自分の中で突き詰めていないと

から回るかもしれないなあ。

溜められてきたエネルギーが

ぐぐぐと、何かを押し上げる。

そして私たちに語らせ、作らせる。

その瞬間を3日間で何度も見た気がする。

その熱に触れたあの日のお客さんたちは

なにを感じて帰ったのだろう。

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4月7日、8日に長野市であった「やってこ!マーケット02」に飛び入り参加させてもらって、その時に感じたことを書きました。

最後までありがとうございました。