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久しぶりにエクセルを使ってみました

今回、不動産相続手続きで、相続関係説明図を描くために、久しぶりにエクセルを使うことになりました。

法務局のホームページの雛形を利用したのですが、私のような特殊なケースの雛形はないので、追加箇所が増えることになります。

昨日は、法務局担当者の指示通りに追記するだけでしたので、簡単ではあったが、自分が一から作成したものではないので、挿入したり、コピーアンドペーストするたびに、印刷範囲がずれたり、罫線が消滅したり、セル結合部の解除ができないなどと中々思うようにいかず、神経は形を整えることに集中していた。

わずかな量の追加だけなので、数値の入力ミスがあることを想像することもなく、アウトプットして法務局に向かいました。

だが、何らかの虫の知らせがあったというわけでもないが、駅を降りてから、ふと中味を確認することにした。

今ごろするなよ、と自分ツッコミしながら、書類を眺めてみたら、25年とするべきところを23年となっていた。

ガーン!です。

何でだろうと考えるまでもなく、家に向かってUターンした。

今日は、手渡すだけなので、担当者にアポイントを取っていなかったことが幸いした。

家を出る前に、ちょっと確認すればよいものを、このドジぶりには、自分のことがすっかりいやになったよ。

ここで、エクセル操作に集中したためだと書くのは、恥の上塗りでみっともないですね。

戸籍を見ていて、養子縁組について考えさせられました。

私は、実の父親が早くに亡くなっても14才ぐらいまで豊島という姓を名乗っていました。

ところが、母親が再婚した相手と養子縁組となった時点で、実熊という姓に変わった。

豊島と名乗っていたのは鹿児島の徳之島という田舎町で中学3年の1学期まででした。

それ以降は、神戸の学校に属していたのです。

田舎の学校の同窓会などに出席した際には、実熊と名乗るわけにはいかないので、旧姓で通した。

同級生といっても、子供の頃にいつもつるんでいた連中たちとであれば、姓で呼びあうことはなくて、名前か愛称を使っていたので、姓が変わったことは、何ら影響してなかった。

こうした場合は、田舎時代とそれ以後の私には、自己同一性があるように思える。

そして、つるんできた連中以外の人たちからすれば、姓が変わったことによって、断絶があり、私は別の人という印象を持たれていたような気がしていた。

そしてある同級生には「あんたは婿養子なんか」と半ば蔑んだようなニュアンス口調の人もいた。

つまり、姓が変わったことによって、他者からみた私には非連続性があり、それを感じ取っているという私の内面にも自己同一性がないことになるのではと考えてしまう。

養子縁組には、⓵縁組後も実親子関係のある普通養子縁組と②縁組により実親子関係が終了する特別養子縁組の二つあります。

①では戸籍の続柄も「養子」と記され、②では「長男」と記載されるとあります。

私のケースは、実の父は亡くなっているが実母の連れ子であるから、①となるわけです。

実際に、どの戸籍を見ても、私の続柄は養子となっているので、その通りなのでしょう。

今回、亡き父母の戸籍の申請書に続柄の項には、ごく普通に長男と記してきたが、間違いだったことになる。

続柄を記載するためには、養子縁組が二種類しかないことには、私個人としては違和感がある。

少なくとも母親の実子であるにも関わらず、養子のままかいなということを、今回の戸籍巡りで気づき、軽い不快感がわいてきました。

続柄を記入する書類としては、相続関係説明図という、いわば相続全体を鳥瞰図的に表示するものだけでした。

最初に提出した説明図には、続柄を長男と記していたが、法務局担当者からは、コメントもなかった。

私としては、戸籍の続柄が養子と記されていることが気になるので、電話で確認したら、「私は細かいところまで見てなかったので、気づかなかったです。それは訂正すべきですね」ということになった。

そうなると、説明図の構図が、ガラッと変わってしまいます。

実父も追加する必要があるからです。

相続関係には、実父は関与しないから必要ないのかなと想定していたが、単なる見逃しであったようでした。

そうなると、養父も再婚だったために、前妻も分も追加となり、最終的にはA4用紙一杯となりました。

とバタバタもありましたが、今日で手続きは完了となり、登記簿が発行されるのをまつだけとなりました。

それを祝ってくれるかのようにして、田舎の同級生からジャガイモ10キログラムが届きました。

私がジャガイモ好きなことを知ってくれているからのことです。

しっかりと土地に根づいて生活していることは羨ましいかぎりです。







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