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ギリシャ神話と文鳥と私

・三連休最終日の夜、クイズの勉強をするつもりだったのに疲れすぎてソファでのびていた。

・いつもだったら意地でも机に向かうのだが、全くその気力が湧かず、ソファに横たわったまま友人の漫画の新刊を何度も読んだりした。

・私は元々ギリシャ神話に全く明るくない人間だったのだが、友人と話すうちにそれなりに詳しくなった。太陽系の惑星の衛星の名前とか元素の名前の由来は結構な確率でギリシャ神話から来ているので、クイズをやるなら神話に詳しいに越したことはない。

・私は元々萩尾望都の漫画の熱心な読者で、それは彼女が親と子の確執を書くのが特別うまいからなのだが、今回読んだ『落ちぶれゼウスと奴隷の子』でも同様のテーマが繰り返し扱われていて、そうそうこれこれこういうのが読みたいんだよ、と思った。

・いわゆる毒親を扱う作品だと、ヤバい親を切り捨てた子どもがその後幸せな人生を歩んでいくような結末が示されがちだ。ヤバい親と縁がスッパリ切れるのが理想ではあるしスカッとはするのだけれど、現実では子はどうしても親への執着を捨てきれなかったりする。
外野の読者がスカッとするだけじゃない確執の描き方に、親と子のリアルってこんな感じだよなあと思った。

・で、これはまた別の日の話ですが、文鳥と暮らしている友人の家に遊びに行きました。

・自宅にいる時は"我が家の文鳥が世界で一番可愛いだろ、常識的に考えて"と思っている私ですが、よその文鳥ちゃんに会ったらそれはそれで正気を失うくらい可愛くてびっくりしてしまった。

友人に借りた文鳥Tシャツを着るわたくし

・友人の家の文鳥は気のいいヤツで、ほぼ1年ぶりに会う私にもめちゃくちゃ懐いてくれました。我が家の文鳥は結構人見知りなので、お客さんが来るたびに激怒するんですが、友人のおうちの文鳥ちゃんはお客さん大好き♡で終始そばにいてくれて可愛すぎた。家にお邪魔して数秒でもう手に乗ってくれて、その数分後には手のひらの中で握られており、完全に私はメロメロになってしまった…よその文鳥も可愛すぎる…。

遊んできたのか?俺以外の奴と…の顔

・でも帰宅したらどう考えても世界で一番我が家の文鳥が可愛かった。なんだこの奇跡みたいに可愛い生き物は…。

・文鳥にニトリの着る毛布(肩に文鳥が乗っているやつ)を見せてみたが、肩に自分と似たような鳥が座っているのが気に入らなかったらしく、これを着ていると巣から出てこなくなってしまった。もうこの毛布は文鳥の前では着られないね…泣

・5年くらい前に買ったUNIQLOの寝巻きが文鳥は大好きで、着ていると必ずシャツの中に入ってリラックスし始める。もう何年も着ていて洗濯を繰り返されたせいでくたくたなのでいい加減捨てたいのだが、文鳥があまりに気に入っているので、いまだに捨てられずにいる。各家庭にはそれぞれ、文鳥のお気に入りの服があるんだろうな、と思う。

Big Love…