㉖ピーテル・パウル・ルーベンス

【バロック】フランドル　
◆ルーベンスはバロック絵画最大の巨匠として17世紀前半に活躍した画家
◆宮廷画家として各国王族とのつきあいがあり、オランダ、イタリア、フランスなどのヨーロッパ各地から注文が殺到
◆ルーベンスが成功したのは画力はもちろんのこと演出力を得意としたためといわれている。注文主の人生を壮大なスケールで描いた

「ルーベンスとイザベラ・ブラント」

キャンヴァス・油彩
ミュンヘン、アルテ・ピナコテーク

◆1609年にイザベラ・ブラントと結婚した直後この作品が描かれた。
ルーベンスが32歳、イザベラが18歳
◆このころのルーベンスはすでにヨーロッパでの名声を獲得している

「マリーのマルセイユ到着」<連作「マリー・ド・メディシスの生涯」より>

板、油彩　パリ、ルーヴル美術館

◆フランス王ルイ13世の母でルーベンスのファンでもあった、マリー・ド・メディシス太后の依頼で描いた作品
◆マリー・ド・メディシス太后の生涯を21図（＋3点の肖像画）にわたって描いたシリーズ壁画　約4年の歳月をかけて完成