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江戸城に石を見に行く

先日noteにて下記の写真の「山」という印がなんだろう?と書かせていただきましたところ、コメントにて面白いことを教えていただきました

小石川後楽園の壁石にあったマーク

big sheepさん、拝啓あんこぼーろさん、mootonさん、ありがとうございます!!

今回皆様のコメントにて、この「山」と石にきざまれていたものは「刻印」といい、「刻印」は石造りに関わった人がたしかにいたという「生き証人」だということを知りました。
・大名に関わる記号および文字
・奉行、作業グループ
・丁場の範囲、順番を示すもの
・石の寸法、個数
・石材切り出しの地名
・年代
などの符号を石に付与したものだそうなのです。

形はいろいろで、意味がわからないものもたくさんあり、まだまだ謎のことも多いようです。

おもしろいなあ!と思いました。

そうだ。江戸城の石にもあるかなあ。
そんなことを考え出したら、すぐにでも行きたくなりまして。
見に行ってみよう!ワクワク!
本日、早速行ってまいりました。



江戸城には、今回大手門から入り、清水門からでました

入口で荷物検査がありました

お。石の事がちょっと書かれていました。嬉しいです。

大きな石、どうやって運んできたのかな

江戸城にあった「番所」のうち、「百人番所」「大番所」「同心番所」の3つが残っていて、そこに葵の御紋をみつけました。番所とは警備詰所のことです。

葵の御紋だ~💖



さて、「刻印」探してみましょう!あるかなあるかな

穴がある

こういう穴は、たぶんつなぎあわせるときに開けたものではないかなとおもうのですが、でもこれだけでも、この固い石にあけるのは大変だったろうに。すごいなあ

この溝はなにかなあ

こういう溝がいたるところにみられました。これもやはり接続にかんするものかなあ…

気になる印を発見

さて、石をずーっとみていくと、おや!と思うものが時々みつかります。

あれは刻印かしら
意味はわかりませんが見つけると嬉しい
なにかの模様?
いろんな種類があるなあ
これは大きいなあ
わあ。これはなんだろう?鳥?動物?
「刻印」ではありませんが、石が「はがれてる」!?
縦線がすごい。これも何か意味があるのかなあ

小石川後楽園はたくさんの石が「文字」についていたのですが、江戸城の石には「文字」はなく、「刻印」自体もそれほど数はありませんでした。


今回、この「刻印」という情報をいただいたから興味がわいて、面白い発見ができました。江戸時代の人たちの考えたことをまたちょっと身近に感じられて、とても嬉しかったです。
本当にありがとうございました!

また、三城俊一さんという方の興味深いnoteを発見いたしました!読ませていただきましたら、江戸城の情報は、江戸城だけでなく、いたるところにあるという内容でした。全然知らなかったことばかりで、どれもとても面白いのです!三城さんがご紹介してくださっているところ、全部めぐってみたいです!


また、STACKさんのスタンプ情報も興味深く、わあこれぜったいほしい!と思っていましたが、現地で「刻印」を探しているうちにすっかり忘れておりました。ほんとにもう忘れっぽくて・・・うう(涙)
是非次回スタンプ探してみたいです!

皆さまいろいろな面白い情報をありがとうございます!
どんどん知りたいことが広がります~!

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