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排卵してませんよ

2024年1月31日。忘れもしない、「血液検査の結果ね、排卵してませんよ」と言われた日だ。一瞬で頭が真っ白になった。
生理らしき出血は毎月毎月来てるし、一応基礎体温だっていい感じに見える。なのになんで?まさか自分が、という気持ちで落ち込んだ。

診察室で号泣してしまった。先生は数値からみていろいろ分かることがあったので冷静に次の治療やらなんやらを教えてくれたのだが、わたしの耳にはあまり入っていなかったか。排卵してない、とはまさか思ってもみなかった。

ぴかに伝える時も泣いてしまった。彼はのんびりしているというかなんというか、「ひめちゃん、その病気は死ぬ病気じゃないよね?」と論点のズレた確認を何度もしていた。「ひめちゃんの身体が1番やから。治療しよう!」とも言ってくれた。

不妊検査に行く少し前から、わたしの子どもを望む気持ちに少し変化があった。誰が妊娠出産しても、あまり気にならなくなった。コウノトリが来てくれたらとても嬉しいけど、2人の生活だって楽しいやん。それはもしかしたら強がりなのかもしれないけど、そんな気持ちの日が多くなった。でも、やっぱり子どもが欲しい気持ちがゼロになったわけではない。

妊娠への道はまだまだ遠い。でも、わかって良かった。そう思えるまでにメンタルが安定したので、ポツポツ記事を書いていこうと思っている。

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