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カルデラ

先に説明しておくと、カルデラというのは火山噴火でできた、大きな凹地のことを言う。この文章は、その凹地について、母・父・すーたろー妻が話した会話である。

カルデラを見に行こう!となったのは、件の熊本旅行での話である。せっかく阿蘇山登ったんやから、カルデラを拝みたい!となったらしい。(理系でもない、社会もそこまで詳しくないわたしは完全に観光気分である)
大観峰という、カルデラをバッチリ感じられる場所へ車を飛ばした。(なお、その道中があまりにも車酔いしすぎて、運転席の父、爆睡のぴか、無敵のすーたろー以外はゲロゲロ言っていた)

そもそも、なんでカルデラに住もうと思ったんやろ?カルデラってそもそもどこのこと?土地のこと?この形のこと?こういう地帯のこと?と3人の談義は止まらない。
ぴかは「前のカップルの手の繋ぎ方」についてやいやい言っているし、わたしは車酔いで歩くのがだるくてぴかにひっぱれと言っているし、すーたろーは景色の写真を撮るのに必死である。

カルデラを見て思ったのは、やはり大地というのはすごい力を持っているということである。地震のたびに思うが、揺れる大地のその姿は、やはり迫力と力があるのだなと思った。

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