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人を動かす「叱り方」

ぼくはよく子供を叱ることがありました。
ときには感情的に怒ってしまい、後悔することも度々です。

なぜ叱る(怒るのか)?
それは相手を思うように動かしたいから。

例えば
・宿題をやってほしい。(ゲームばかりするんじゃなくて)
・習い事(ピアノなど)の練習をきちんとしてほしい。
など

目的は「宿題を忘れずにやってほしい」だけ。
その目的を達成するために叱ってしまうんですよね。

「宿題をやったの?」「なんで早くやらないの💢」
と言ったところで子供は動きません。
それどころか余計にやらなくなり、イライラすることもあるでしょう。

今回は良い叱り方と悪い叱り方を学んだのでご紹介します。



悪い叱り方

あなたは最も嫌だった叱られ方はありますか?

ぼくはあります。
勤めたいた会社の上司から「クズ」的なことを言われたことや
どこに行っても役立たずと言われた経験があります。

つまり人間性を否定され、叱られることは耐え難い苦痛を伴いますよね。

なぜ人間性を否定するような叱り方をするとダメなのか?

人には「防衛本能」というものが備わっています。

防衛本能とは自分自身や大切なものを守るために自然に生まれる欲求や反応のことです。人間が生きていく上で必要不可欠な本能であり、自分自身や周りの人を守るために役立ちます。

人間性を否定され、攻撃されたと認識したら、その攻撃してきた人の話を素直に聞いて、行動に移すことができるでしょうか?

答えは明らかですよね。聞く耳を持つわけありません。
ぼくはなんかは「もういいわ。やる気出ないわ」って思っちゃいます。

相手を否定することは絶対にやってはダメな叱り方です。
あなたもどんな叱り方をしてしまっているのか。

次回叱る機会があったら、自分自身を観察してみましょう❗️

良い叱り方

ではどのように叱るのがいいのでしょうか?

まずは叱る目的は何のかを考えてみましょう❗️

ぼくの考える目的は次のとおりです。
目的:気づかせること。そして行動してもらうこと

その目的を達成するためにどうすればいいのでしょうか?

良い叱り方は「叱らない」こと。

叱らないとはどういうことか。
叱るのではなく、「気づかせる」こと。

なぜ気づかせる必要があるのでしょうか?

例えば親から叱られた時、叱られたから
行動を変えようと思ったことはありますか?

どちらかというと反発してしまう気持ちに
なったりしませんでしたか?
ぼくはそうなっていつまでも反抗期だと言われました。
大人になったもね。

本人自身が気づくことで、心から叱られたことは
良くない行動だったと思い、行動を変えるでしょう。

これで目的達成です。

叱るときのルールを決めよう

「良い叱り方」と「悪い叱り方」をお伝えしました。
でも悪い叱り方をしてしまう場合もあるでしょう。
そんなときは「叱るときのルール」を決めましょう。

例えば、同じことを連続3回繰り返したら叱ってもいい。
というマイルールを設定しておくと1回目、2日目までは
叱らず、気づかせるように話をしましょう。
同じことを3回繰り返したときに叱られれば
叱られた相手も納得できるでしょう。

まとめ

今回は人を動かす「叱り方」をお伝えしました。

こんなことを書いているぼくも子どもたちを
感情で叱ったしまうことがよくあります。
その都度、後悔します。
感情的になって叱ってしまった場合は
なかなか冷静になれません。
気づかせるように叱るのってかなり難しい。
そんなときはマイルールを決めておきましょう。

そうすればそのルールに従って行動できるので
感情的に叱ってしまうことも減ると思います。
一度試してみてくださいね。


今回はここまで。
ここまで読んでくれてありがとうございます。

今日も良い1日を。

おわりっ

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