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あたなは子供を感情的に叱ってしまったり、部下や後輩を感情的に叱ってしまったという経験はないでしょうか?
ぼくも子どもを感情的に怒ってしまうことがよくあります。
「ああ。またやってしまった」と後悔することもしばしばです。

今回は叱り方も技術で解決できることを学んだので紹介したいと思います。
あなたのお役に立てれば幸いです。


大人の叱り方 2ステップ

どうしても子どもや部下、後輩を叱る必要がある時は次のステップを意識すると感情的にならず、冷静に効果的なアドバイスができるようになります。
結論は下記の2ステップです。

  1. 叱る自分のキャラを設定する

  2. 叱る場面を設定する


叱る自分のキャラを設定する

あなたが誰かを叱るとき、あなたのままで叱っていませんか?
「そんなの当たり前じゃないか。自分以外でどうやって叱るんだよ」って声が聞こえてきそうですね。
ぼくも同じように感じました。

思い出してほしいんですが、子どもを叱る(どちらかというと怒る)時って
「俺の考えが正しいんだ。お前は間違っている。だから俺のいうことを聞け」って感じで怒ってしまいますよね。

ここでよく考えてください。
あなたは理想的な親(又は上司、先輩)になりたいって思ったこともあるでしょう。その理想的な父親(又は上司、先輩)ってどんな人でしょう。
感情的に怒る(叱る)人でしょうか?

理想的な〇〇のキャラクターを設定してみましょう。
それが自分じゃない自分で叱ることです。

理想的な親、上司、先輩の自分で叱ることを設定しておけば
感情的にならず、冷静に子どもや部下を叱ることができるでしょう。

理想的な〇〇が鬼親、鬼上司ならどうすることもできないかも知れませが・・・。

叱る場面の設定

次は場面設定ですね。
あなたもいつも子供や部下を叱っているわけではないと思います。
叱る必要がある場面がきっとありますよね。

例えば
・子どもが宿題をしないとき
・子どもがゲームばかりをしているとき
・部下が失敗をしてしまったとき
など

こんな場面が起こったときにどうするのかを
あらかじめ想定しておくことが重要です。

なぜあらかじめ想定しておくのか?

それは想定しておくことが、その場面が現実に起こったときに
「慌てずに対応できる」からです。

一度、イメージしておけば、脳は経験したことだと認識してくれます。

例えば、初めていく場所に行くときにはかなり不安になったり
到着までの時間が長く感じられたりしませんか?
でも同じ場所にもう一度行くときは、一度経験しているので
鼻歌を歌いながらでも行けますよね。
これと同じです。

イメージであっても一度経験しておけば、同じような場面になったときに
これは一度経験していることだから大丈夫と脳は認識してくれます。

子どもを叱る場面になったときのことを想定して
本当にその場面がやってきたときにはその想定を元に
行動すれば、感情的にならず叱ることができます。
一度、試してみてください。

最後に1つだけ。
想定する場面はまずは1つにしてください。
一度にいっぱい想定しても忘れてしまいます。
覚えきれません。
少しずつ増やしていけばいいと思いますよ。


アドバイスの方法

「褒めて→アドバイス→褒める」のステップでアドバイス

あたなはいきなり叱られたりしたら
「あの人ということは正しい。私の間違っている部分を直そう。」
ってなりますか?
どちらかというと
「また怒られた。もうめんどくさい。」ってなりませんか?
ぼくも同じです。

まずは叱る相手が普段頑張っていることを褒めましょう
そうすることで叱られる相手も次の「アドバイス」を受け入れやすくなります。その上で最後も締めは褒めて終わりましょう。

なぜ、褒めて終わるのか?

例えば、親睦会などで楽しい1日を過ごしていたのに親睦会の終了間際に同僚をケンカしてしまったとき、それまで楽しかった2時間の親睦会の印象がどうなるでしょう?
きっとケンカした印象が残ってしまいます。
もしかしたら、「来なければ良かったな」って印象になるかもしれません。

逆に考えると厳しいアドバイスを受けたとしても
最後にいつも頑張っていることを褒められて終わった場合
「ちゃんと見てくれて、アドバイスをくれたんだな」と思えるはずです。

脳には最後の印象が強く残ります。
なので、アドバイスをする場合は

褒めて→アドバイス→褒める

の順を試してみてください。

まとめ

今回は誰でも直面する「叱り方」についてお伝えしました。
ついつい感情的に怒ってしまうことは誰にでもあるのではないかと思います。そんなとき今回紹介した2ステップを知っていれば怒るのではなく効果的に「叱る」を実践できますので、試してみてください。

  1. 叱る自分のキャラ設定

  2. 叱る場面の設定


そして「アドバイス」をするときは

褒めて→アドバイス→褒める

これらの方法を試して「感情的に怒る」から
「効果的に叱る」を実践してみてください。

おわりっ




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