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AI時代をどう生きるか

AIの技術が進むと、
 人間の仕事はなくなるのでは……


そんな不安を覚えたことはありませんか?

私はあります。

周りを見渡してみると、
この数年で、
私達の暮らしは大きく変わりました。

コンビニのセルフレジや、
ロボットによるチャット相談サービスなど、
AIなどの技術が、
ごく自然に生活に溶け込んでいます。

人がわざわざしなくても、
誰も迷惑しません。

むしろ
AIは24時間フル稼働でき、
再現性が高いため、
サービスは向上しているかもしれません。

AIが何でもやってくれる
便利な時代です。

けれども。

じゃあ私たち人間は
 いったい何をすればいいの__?


そんな
漠然とした不安を
抱えていました。

これはもはや、
SF映画にありがちな
空想話ではなく、
もっと差し迫った
現実問題なのだと思います。


こんなとき
私たちは
まず何をすべきなのでしょう?

私はまずは
「知る」こと
が大切
だと思いました。

そもそも実態を知らなければ、
対処することもできません。

また知ることには、
不安を和らげる効果もあります。
いざ知ってみると
「あれ、意外と大丈夫かも」と
ホッとした経験もあるのではないでしょうか。

どんな問題も、
第一歩目は
「知ること」から始まるのです。

では、
AI時代を知るためには、
どうすればいいか。


今日はそのための本を紹介します。

--------------
讃良屋安明さん著
『図解入門業界研究
 最新AI産業の動向とカラクリがよ~くわかる本』
(秀和システム)

--------------

この本は、
正直に言うと、
骨太です。

専門用語も多いため、
難解な印象も受けるかもしれません。

けれども、言い換えれば
網羅性がある本、
ともいえます。

AI業界について、
広く、深く語った本です。

・どんなAIがあるか
・AIを用いたサービスとは
・AI産業における職種とは
・AIに携わる企業や産業とは__

私はこの本を
「AI業界の鳥瞰図」

と呼んでいます。

すべてを理解する必要はありません。
パラパラとめくり、
気になったトコロを調べたり、
自分ゴトとして考えたりしてみる。

本書は、
AI業界の全貌をひろく見渡し、
気づきを得るうえで、
一役買うでしょう。


さて
本書を読み、
特に印象的だった内容があります。

それは
「AIは何でも変換できる」
ということです。

たとえばAIを使えば、
文章を書くだけで、
絵も描けるし、
音声も作れるし、
音楽も生み出せます。

これって、
スゴイことです。

なぜなら
「垣根がなくなる」
からです。

これまで
文章だけを書いてきたライターが、
これからは、
画家にも、歌手にも、音楽プロデューサーにも
なれるかもしれないのです
(料理とかも作れるかも!)

職種はもう
意味を持たなくなるのかもしれません。


AIが
職種間の壁をぶち壊す時代が、
もうそこまで来ています。

では、
そんな境界があいまいな世界のなかで、
私達はどう生きればよいのでしょうか。

この本には、
次のように書かれています。

--------------
人間にしかできない
「温かさ」と「柔軟さ」は
強みとなります。

--------------

この一節を読み、
思いました。

これからの時代は
「人間らしさ」
が大切になる
、と。

コンビニのセルフレジは便利ですが、
そこに「温かさ」はありません。

ロボットのチャットは便利ですが、
そこに「柔軟性」はありません。

スタッフの方の
温かい笑顔や
きめ細やかな思いやりは、
AIでは醸し出せないでしょう。

だから私は、
感性や個性といった、
「自分らしさ」を大切にしようと、
そう思ったのです。

最後に、
この本を読み
改めて感じたことがあります。

それは
「AIはツール」
だということです。

そして、
「主役は人」
だということです。

どんなツールも
人を不安にさせるのでなく
人を豊かにするためにあるはずです。

だから私たちは、
AIに活用されるのでなく、
AIを活用していく

必要があります。

そのためにも
「AIを知る」
必要
があります。

知るための方法は
たくさんあります。

いまや多くのAIは
無料でスグに使えます。

実際に使ってみるのも
とても良いことです。

けれども
それだけだと、
「これは便利だね」の
一言で終わるかもしれません。

もしそこから一歩踏み込み、
「AI時代の生き方」について
考えたいならば、
一歩引いた視点から、
全体を俯瞰することをオススメ
します。

「AI時代を鳥瞰する」
この本は
まさにそのための本
です。

「AI時代をどう生きるか」

・AIってそもそも何なの?
・どんなAIがあるの?
・AIってどういうときに使えるの?
・AIの登場で、社会はどうなっていくの?
・AIが進むなか、人間はどうしていけばいいの?など__

もしあなたが
AIへの理解を深め、
大きな時代のうねりをどう生きるか
考えたいなら。

ぜひ本書で、
AIを鳥の目で理解すること
から始めるのはいかがでしょうか。


『図解入門業界研究
 最新AI産業の動向とカラクリがよ~くわかる本』
(讃良屋安明さん著)の詳細はこちらをご覧ください▼


2/10開催の出版記念講演会
「著者が語るAIとECの未来」はこちらをご覧ください▼


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