ある日、歯車が合わないなと感じる瞬間がある。

乗ろうとした電車に乗れなかったとか、

コンビニの新作スイーツが売れ切れだったとか、

思うような言葉が紡げなくてパソコンの前で悶々としてしまうとか…。

あとやろうと思って楽しみにしていたガチャガチャが軒並み売り切れているのもやりきれない。

バラしてみると一つ一つは小さな日常たち。
でもタイミングが重なるとカサカサと胸がざわついて仕方ない。
とってもいずい。

きっとそんな経験を一度は皆経験したことがあるはずだ。

「全てが自分の思い通りになる」なんてことはないのにね。
知らず知らずのうちに人はちょっと傲慢になってしまうのかもしれない。
もちろん私もれっきとしたわがまま娘、しかも箱入り。

今日も目覚めたときからなんだか機嫌が優れなくて、パジャマのまま口をむの形にしてコーヒーを啜った。
どんな顔をしていようがコーヒーはおいしかった。

ご機嫌が斜めの理由は挙げようと思えばいくらでもある、それこそ予定通りの時間に起きれなかった時点でむかむかしていた。

「こうじゃなきゃいけない」なんてことは現代ではほとんどないと頭では理解しているのに、いつの間にか「こうだったらいいな」が義務感に変換されていたときの苦しさったらどうしようもない。

そんなときに唱えるのがとっておきの合言葉。

『ケ・セラ・セラ（Que Sera, Sera）』

ミセスの曲のタイトルにもなった有名な言葉で、日本語訳で「なるようになるさ」という意味になるらしい。

確かに人生なんて自分のなりたいようにしかならないし、どんな辛いこともいつかは過去になっていく。
出来事を受け身で捉えていても仕方ないから少し問題があるくらいがちょうどいい。（多分）

…まあすぐに楽観的になんてなれないんだけども。
口に出して「なんとかなるさ〜」と背伸びしてみるのも新鮮な気持ちになれる。(気がする)

今日は仕事の合間を縫ってセブンイレブンで息抜きしてみた。
ニャオハとピカチュウのピュレグミ、思っていた以上にかわいい。

酸いも甘いも噛み締めて、この世界を楽しく生き抜こう。

もちろんあなたも。

ケ・セラ・セラ。

ほがらか