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保育ファシリテーション・リーダーシップ

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保育現場のファシリテーションに関する記事をまとめています。
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記事一覧

人材育成で欠けているもの「試させる」

人材育成でよく欠けてしまうものが「試させる」です。 人は体験から多くを学びます。体験から…

人材育成で欠けているもの「動機づける」

「研修を企画する時に大切なこと」でも書きましたが、人材育成でよく欠けてしまうのが「動機づ…

【組織やチームを変える時にはまずは現状を理解することから】

組織やチームを変える時には、まずは現状を理解することから始めましょう。 保育の起点となる…

「ともにある」ということ

ファシリテーターは常に「ともにある」というあり方が求められます。 ファシリテーターが関わ…

保育の価値観を伝える

子どもの育ちは直線的に一直線に進むものではなく、寄り道や回り道、そして行きつ戻りつするも…

子ども理解の難しさ

「保育所における自己評価ガイドライン」では、子ども理解について、次のように説明しています…

大人の枠を超える子どもたち

保育者の願いという言葉もありますが、子どもの育ちに対して保育者が期待を持つことは大事だと思います。 ただ、期待が大きすぎると、保育者にとって都合のよい育ちしか受け取らなくなりがちです。 たとえば、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」に「協同性」がありますが、「一緒に活動を展開する楽しさや、共通の目的が実現する喜びを味わう」という子どもの姿を良しとし、そこに至る過程である子どもの「他の子どもとの関わりを深め、思いを伝え合ったり試行錯誤」する姿(強い自己主張やこだわり等)を良し

保育とは葛藤すること

ベテラン保育者になることは、保育中に「葛藤しなくなること」ではないと思います。 保育とい…

保育の構想

ある保育園の園長先生が、「保育の計画」という言葉はあえて使わず、「保育の構想」という言葉…

子ども観2

保育所に実習に行った学生から、「子どもたちが思っていたよりも何でもできるし、周りの状況を…

子ども観1

ある保育者は、保育者の役割は子どもを「育てる」ことや「教える」ことだと考えていましたが、…

ベテランと新人では見えている景色が違う

保育現場や研修において、よくベテランの新人保育者に対する嘆きが耳に入ってきます。 「どう…

組織的な対応①

園や施設において、子どもの怪我や保護者からのクレームなど、保育者が問題を起こした時にどの…

肯定的なまなざし

ファシリテーターやリーダーは、職員の成長・変化を急ぐあまり、批判的なまなざしを向けてしまうことがあります。 しかし、批判的なまなざしを向けていては変化は生まれません。 職員が成長・変化していくためには、肯定的なまなざしを向けてくれるファシリテーターやリーダーが不可欠です。 つまり、「私はあなたの良さに気づいているよ」「私はあなたの成長・変化する力を信じているよ」「ありのままのあなたを認めているよ」というメッセージを言葉だけではなく態度でも伝えていくことが求められます。 特