大人の枠を超える子どもたち
保育者の願いという言葉もありますが、子どもの育ちに対して保育者が期待を持つことは大事だと思います。
ただ、期待が大きすぎると、保育者にとって都合のよい育ちしか受け取らなくなりがちです。
たとえば、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」に「協同性」がありますが、「一緒に活動を展開する楽しさや、共通の目的が実現する喜びを味わう」という子どもの姿を良しとし、そこに至る過程である子どもの「他の子どもとの関わりを深め、思いを伝え合ったり試行錯誤」する姿(強い自己主張やこだわり等)を良し