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アイ・メッセージで自分の伝えたいことを伝えよう

アイ(I)・メッセージとは、英語の私(I)を主語にしたメッセージです。
たとえば、「私は〜と感じています」「私は〜と考えています」「私はあなたに〜してほしいと思っています」・・・などです。

アイ・メッセージは、相手が受け取りやすいメッセージです。なぜなら、私の中で起こっていることは紛れもない「事実」だからです。

それに対して、相手から怒りを引き出してしまうメッセージがあります。それは、ユー(You)・メッセージです。
ユー・メッセージは英語のあなた(You)を主語にしたメッセージです。たとえば、「どうして、あなたは〜」「あなたのせいで〜」「あなたは○○な人だね」・・・などです。
これは、相手に対する私の「評価」を押し付けていることになります。そのため、相手はイラッとします。

わかりやすく事例で比較してみましょう。
ある日、あなたは友人と待ち合わせをしていました。相手が連絡もなく30分遅れてきたとしましょう。
相手がやってきた時のあなたの第一声・・・
ユー・メッセージ「あなたって本当に時間にルーズな人ね」
アイ・メッセージ「連絡がないから、(私は)とても心配になったよ」

その後、どのような展開になるのか、予想ができると思います。
ユー・メッセージで伝えたくなった時こそ、アイ・メッセージに変換してみましょう。その後の展開は、いつもと違ったものになると思います。

(「アイ・メッセージで自分の伝えたいことを認識しよう」に続く)

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