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研修を企画する時に大切なこと③

グループでの対話やグループワークを実施する際は、メンバー構成によって体験できることが変わってきます。
たとえば、普段から話す機会の多いメンバー同士だと、安心して話し合いやワークに参加できるでしょう。

特に、参加・対話型の研修に慣れていない場合に、積極的な参加を促したい場合には有効です。
ただし、個人的にはあまりおすすめできません。なぜなら、研修とはチャレンジの場だからです。
いつもと同じメンバーでいつもと同じ話をしていても、得られる気づきや学びは少ないです。

そのため、普段あまり話す機会のないメンバー同士でグループをつくります。
そうすると、いつもとは違う話し合いや体験が生まれ、結果として得られる気づきや学びは多くなります。

ただし、緊張感は強くなるので、そこはファシリテーターの腕の見せ所です。
アイスブレイクなどを行い、緊張感を和らげて様々なチャレンジができるようにしましょう。

業種が違うメンバー同士でグループをつくるのもおすすめです。
視点を変えることで、物事を多面的に多角的に捉えることも期待できます。

(研修を企画する時に大切なこと④に続く)

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