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第7波をもろかぶり  まとめ

保育士が保育園でのクラスターを経験して、思いついたことをつらつらと。

しばし、お付き合いください。


どのように感染は広がったのか

おそらくだけど、無症状の子ども、もしくは職員から広がったと思う。

マスク着用が徹底されている大人同士は昼食シーンでの感染かと思われたけれど、昼食を園で摂らない短時間の職員や、別場所で昼食を摂っていた職員も感染していたので、昼食シーンだけではないかと。

大人同士、もしくは子ども→大人で
マスクをすり抜けてのエアロゾル感染の可能性が高い。

とはいえ、長時間働いていて昼食を同じ場所で摂っていても感染しなかった職員も一定数いた。
(一部は第6波までに感染経験あり)

同様にクラスメイトが感染して濃厚接触者認定されても発症しない子も多い一方、短時間保育でも感染する子もいた。

この違いはどこにあるのか。
私も可能ならば感染しなかった側になりたかった。


症状

私の場合は喉の違和感から。
他の人もそういう人が多い気がする。
どうやら発熱はマストらしい。
私の場合、37℃台止まりだったが、中には40℃台の人も。

無症状という人は少なくとも私の周りにはいなかった。

喉に違和感があったら要注意!


ワクチン

私は3回目を打っていたが、感染した。
私以外の職員も3回目を打っている人が多かったが感染した。
2回目を打っている子どもも感染している。

打っておいた方が重症化が防げるらしいが、第7波においては予防効果は期待できない模様。

今のところこのクラスターでは重症化して入院した例は聞かない。
(ただし、時期が違えば入院できたのでは?という例もないわけではない)


自宅療養

私の住む自治体では、年齢、既往症、ワクチン接種歴の聞き取りがあったうえで、ホテル療養か自宅療養か選ぶことができた。

重症化リスクが高いとホテルを勧められるのかもしれない。

自宅療養は、家族がいると家庭内感染のリスクもあるが、一人で急変して・・・という万が一の事態は避けられる。

なんとなく重症化しない自信があったので、「自宅で過ごしたいです」と答える。


全然関係ないが、余命3ヶ月と宣告された祖父のことを思い出したせりふだった。
高齢者はみな、「(最期は)自宅で過ごしたい」と言うのだと思っていたが、祖父は「最期は病院で迎えたい」と言った。住み慣れた自宅よりも、痛みを和らげる医療機器と専門知識をもったスタッフに囲まれることが一番安心だったらしい。
ホスピスの居心地がよほどよかったのか8ヶ月も過ごして旅立っていった。


自治体による食料配布

陽性判明から2日後に食料配布を頂いた。

毎日、3食分配布コース5日分まとめて1回コースが選べたので、まとめてコースにした。
毎日コースは食べきれない可能性があったし、使い捨て容器で毎食届くのもなんだか嫌だった。
冷蔵庫の中にもそこそこ食料があったし、料理をする楽しみも残しておきたかった。

料理ができるくらいそこそこに軽症だったので、毎日来てもらうのは申し訳ないという気持ちもあった。
限りある人的資源は、本当にしんどい人に、という思いもあり、まとめてコースを選択。

置き配スタイルだったが、段ボールには何も書かれておらず、ご近所さんへの配慮を感じた。

ネットスーパーもAmazonも使ったことがないので、何か足りないものがあったら楽天市場で、と思っていたけれど、この食料配布のおかげで特に使うこともなく終わった。

レトルト食品やチンするご飯、長期保存可能パンなどと、ミネラルウォーター2リットルが2本入っていて、ずっしり重かった。

同居の人(濃厚接触者)の分も頼むことができるらしい。
ありがたいね。


日本は水道水が飲める国なので、普段は水道水を一度沸騰させて白湯を常飲している。

海外暮らししていた時、体調を崩すと、誰かがミネラルウォーターを持ってきてくれていたなぁと思い出す。
水道水が飲めない国での体調不良時に飲用水がないのは致命的。

私の場合、住んでいた家の目の前に商店があったのだけど、エレベーターなしの4階まで水を運ぶのはしんどくて、だいぶ助けてもらっていた。

そういう点では、停電も断水もある暮らしを経験していると、「なんだ、ライフラインはあるんだし、家にこもらないといけないだけでなんでもできる!」と妙にポジティブに隔離生活を過ごすことができた。

米も炊けるし、パスタも茹でられる。食べるものに不自由しない見通しがつくと安心してこもることができた。


※私の仕事復帰後、食料配布サービスはパンクして、サービス提供を中止したらしい。


後遺症

2~3日ほど、味覚障害を疑うような症状があったが、次第に消えていき、今はない。

抜け毛が増えるとか睡眠障害なども聞いたことがあるが、少なくとも私は変化を感じていない。

今は、時々たんの絡んだ咳がでるくらい。


療養期間にやったこと

外出はできないが、時間が取れる!ということで、たまっていたあれやこれやを片付けた。

  • 役所への電話問い合わせ(税金関係) → 疑問解決

  • 前に積み立てていたお金の振込書類を書く → 投函するのみ

  • 生命保険のコールセンターへ電話 → 書類が届いたら記入!

  • メルカリの出品 → 発送までの期間は4~7日に設定

  • 医療保険(コロナ療養)の書類記入 → 投函するのみ

特に役所やコールセンターは平日の日中しかやっていないので、療養期間にできて良かったと思う。
某生命保険のコールセンターの方は切る時に「暑くなっております、体調には十分お気を付けください」って言ってくれたので、「現在、自宅療養中です。コロナにはお気を付けください」って返そうかと思った。
やめておいたけど。


あとは、人に会わないときにしかできないことって何だろうと考えて、にんにく料理を作って食べた。

いい感じのガーリックトーストが上手に作れるようになった✨






今日で自宅療養はおしまい。

いよいよ明日から出勤!

買い物にも行けるようになるので、とっておきだったアイスを食べよう♡

水遊びも始まるし、子どもたちに会えるのが楽しみ。







おしまい



サポートしていただけたらとてもうれしいです! 喜びます。 おいしいもの食べてもいいですか? チーズとマンゴーと梨とぶどうが好きです。