IMG_20190429_102731_-_コピー

投稿の要点を抽出してみる

HOKAGO.comのよしながです。

HOKAGO.comのみなさんの投稿を読んでいると普段話しているにも関わらず、こんなことを考えているんだ、こんな経験をしてきたんだと感心させられます。
が、みなさん熱がすごいので長い!(とても素晴らしい文章だと思っております)ということで、今回は投稿を「。」区切りで5行に要約していきたいと思います。

要約にはlexrankというアルゴリズムを使っていきます。
lexrankは抽出型の文章要約アルゴリズムで、文章の特徴(今回はtf-idfにより生成)がより多くの文章と似ているものが抽出されます。

実装は追記or別投稿する予定なので、さっそく要約の結果を見ていきましょう。

まずは、あつしさんの投稿。

結果はこちらです。

世間一般的には、その言葉を聞いて前向きな印象を受ける人は決して多くはないのではないかと思います。
普段生活していると、『責任』は「自分が取りに行くもの」というよりも、「降りかかってくるもの」という印象を受けてしまう方も多いのではないでしょうか。
でも私が学生の時に出会った、魅力的な大人がとっていた『責任』は、それだけじゃありませんでした。
彼から聞いた話では、不思議なことに日本で飼料を入手するよりも、海外から飼料を輸入したほうが安くおさまるのだと言います。
私は、自分(あるいは事業)単位で社会に対してとれる『責任』をより明確にしていくことで、魅力的な社会活動ができると信じています。

引用部分は入力からカットしています。
中間部分は微妙ですが、最後の一文が取れているのはなかなかよいのではないでしょうか。

次は、私の投稿です。(恥ずかしい)

人は自らが快と思っており、価値が提供できていたとしても、同じことを続けていけるわけではない。
なぜなら、人は慣れてしまう生き物だからだ。
楽しく感じていた内容も同じことを繰り返せば苦痛(不快)になり、便利と感じていたものも当たり前になると物足りなく(不快に)なる。
何かを継続していく組織には、人の循環が必要と言われる(もちろん私も必要であるとは思う)が、お互いに刺激を与えあうことによって人の中身を循環させることも一つのやり方ではないだろうか。
現状、会社の仕事で様々なことを経験させてもらっており「快」と感じてはいるが、HOKAGO.comでは会社ではできないことを中心に、自分を変えるための更なる刺激を求め、他者へ刺激を与えていきたいと思う。

後半の「快」「不快」の単語の影響が大きいような気がします。
要約としては、ありなのではないでしょうか。

次はDAISUKEさんの投稿。今回の要約対象の一番の長文です。

着るものに困ることのない日本で暮らす子供としては、とても割に合っているとは思えませんでした。
かつて、富士山には「白い川」が流れていたのをご存知ですか?この白い川の正体はトイレットペーパーです。
しかし、高山では微生物の活動が鈍く、登山者が多い富士山では自然の分解能力をはるかに上回る汚物が垂れ流しにされ、航空えでみてもはっきりわかるような汚物の軌跡「白い川」ができてしまったのです。
専門もテーマも違えど、今の仕事に対してなんらかモヤモヤを抱いていて、何とかしようと動こうとするメンバーの意見は非常に刺激的で、自分のやりたいことがどんどんクリアになっていくのを実感しました。
私が自分のミッションを明確に定義し、モチベーション高く取り組めているのも、この出会いがあったからこそだと思います。

長文ということに加えて、話題も複数に分かれる構成であったため5行では難しかったですね。。アルゴリズムを変えて再挑戦してみたいです。

次は、水野さんの投稿です。

そもそも、なんでフィリピンに行った理由ですが、英語を勉強するためです。
そんなこんなで英語をどうやって学習しようかと調べている時、友人からその友人の奥さんがフィリピン留学というもの行っているという話を聞きました。
1週間弱その町にいましたが、基本的には、一緒に行った友人らとゆっくりしたり、ココナッツ切ったり料理をしていたわけです。
勿論、日本から来て異文化に触れる中で新たな発見をすることなども理由としてあると思います。
私はフィリピンに行き、それ以前に日本で暮らしていた時の生活水準よりも低い場所で楽しく幸せに生活できたという体験が、自分の考え方を変え、今幸せに生活できているというわけです。

起承転結、一番よく要約されているのではないでしょうか。

次は、コヤマさんの投稿です。本文の太字を抽出できれば良いのですが。。

私がこれに参加して思ったのは、中高生の時にやったことのあるグループワークとやっていることは変わらないではないかということです。
一見小難しいことをやっているようでいて、求められていることは、自分の意見を言うことと相手の意見を聞くことです。
特に本書で強調されている「アイデンティティの確立」は、自分の強みは何か、仕事を通して何を成し遂げたいのか、そのために何を行うべきかといったまさに社会人のキャリアプランの話と同じでした。
「まだ子どもだから関係ない」とか「これは大人の問題だから」といって年齢で区別してしまうのはとても勿体ないような気がします。
「今我々が行っていることを小学生に当てはめたら・・・」「中学生ならこの状況をどうとらえるだろうか・・・」そうした発想によって社会に良い刺激を与えることができるのではないかと思うのです。

5行中2行が太字の文といまいちではありましたが、要約はよくできているように思えます。

最後はATSUMIさんの投稿です。

私の取り組みのひとつにブランディングがあり、組織や事業、個人のブランディングを行なっています。
そんな中、ネームバリューのある企業を複数選考を進めてみて、選考が進んだ企業に合わせてエントリーシートや面接の対策をして取り繕う、自分らしさを考えるのではなく企業を選定していくうちに自分を企業に寄せていく、という実態があるのではないでしょうか。
少なくとも就職活動をしていた当時の自分は自己分析したつもりになっていましたが、何の軸もなく上記のような表面的な自己分析に留まっていました。
あなたは自分自身に「なぜ」という言葉を投げかけたことはありますか?
会話で言葉を発するとき、嬉しいとき、楽しいとき、イラっとするとき、ひとつひとつの言動や心の動きには理由があり、その内在的な心理にらしさの根底があると考えます。
自己分析に当たって人生のエネルギーカーブやモチベーションカーブを描くことはよくありますが、根本的な考え方は同じです。

いい線は言ってるんですかね。。

全員の投稿を要約してみて

今回は5行の抽出を、アルゴリズム1つ変数も変えずに行いましたが、それなりの抽出はできているのではないでしょうか。もちろん抽出型ですから、意味の通る文章にとはいきませんが、大枠は捉えられる気がします。
今後も技術の発展が楽しみです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?