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保苅実とつながる会ニュースレター: July 8, 2022

みいちゃん、51歳!私たちも、年をとりましたね。100歳まで生きられる時代になり、まだまだ人生半分終わったとこ、みたいな印象ありますが、体力や脳の健康を考えたらあと20-25年といったところでしょうか。とはいうものの、バイデンは79歳でアメリカ大統領やってるし、86歳のパパは、脳梗塞から奇跡的な回復を果たし、ゴルフの毎日を楽しんでいるし、股関節の手術をしたママは、60歳みたいな姿で元気にしているので、まだ30-35年はいけるかもしれません。

今年の誕生日プレゼントは、長くお待たせしました、新しいウェブサイト。

HOKARIMINORU.ORGはオーストラリア国立図書館のデジタルアーカイブTroveに2021年4月29日の状態で永久保存されたので、

これから必要な情報だけを新しいサイトに移し、メールアドレスも変えて(bcwhm1@gmail.com)「保苅実とつながる会」からの情報発信の場所にしていきます。

嬉しい報告がひとつ。岩波現代文庫の「ラディカル」第3刷800部が6月に発行されました。これで御茶の水書房(合計7刷)4500部と、岩波から4000+800+800部で、総合計10,100部。1万部を超えました。おめでとう。本当におめでとう。身軽な文庫になって、読者層もぐんと広がったことでしょう。あなたに会って話したかったという人が大勢います。私も、あなたと話がしたいなぁと思うことが最近多いです。

ANUの基金担当のAndrea MorrisとProf. Rae FrancesがProf. BruceScates と一緒にアメリカに出張に来た折に、わざわざNJまで3人で私に会いに来てくれました。2021年の受賞者Jess Urwinさんがいかに優秀な研究者であるか、奨学金が若い研究者たちの大きな助けになっていること、そして、基金運用が順調なので、A$5,000という奨学金額を増やし、フィールドワーク内容と目的地次第で、受賞者数や配分金額を多様に取り扱うことができるような変更が可能かもしれない、という話をしました。

最近あなたの遺品を整理していたら、小さい頃の作文や通信簿、写真などが出てきたので、それらをnoteで紹介していこうと思っています。#毎月8日はミノルの日。遺品整理というのは、気が乗らないと始められないし、初めても途中でいっぱいいっぱいになってしまい続けられないことが多いのですが、貴方が逝ってしまってもう18年もたったのだから、生きていれば今どんなことをしているのか、などと考えることはもうやめて、貴方が子供時代にどんなことを考えて「ラディカル」を書き上げた人間になったのかを描く作業をしようと思うのです。

17歳になった香ちゃんが運転免許を取って、一人でどこでも行けるようになったので、自由な時間が一気に増えました。その時間を、新しいサイトとnoteの更新、そしてコロナ禍のためキャンセルした新潟での写真展開催準備にあてようと思います。目指すは2023年秋です。貴方に代わって「ラディカル」がひろげたつながりがたくさんたくさんあります。そんな方達と写真展の会場でお目にかかれたら嬉しいです。

誕生日おめでとう。

由紀



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