家活~現代子育て世帯の家探し①いつ引っ越す?~

「共働きだから、多少狭くても職場から近いところ(=都心部)に家を借りて住む」という方は多いですよね。

私も含めて、赤ちゃんが生まれても都心の1LDKに住んでいる若いファミリーは非常に多いと思います。私は田舎出身なので、「え?こどもがいるのに1LDK?家買ったら?」なんて言ってくる親戚や友人もいたのですが、東京では、1LDKの子育て世帯はよくある話です。

いつかはマイホームを…と思っても、庶民には到底手が出ない価格の都心部住宅。最近は郊外でもマンションの価格が高騰していて、そう簡単には買えません。

住宅購入は先送りにしつつ保育園が決まると、今度は「~3歳の激戦年齢のうちは別のエリアに引っ越して保活やり直しは避けよう」と思うようになります。

しかしその後も、3歳になれば仲の良いお友達もできているし、保育園になじんでいるし、3歳で時短が切れてしまう会社では勤務時間が長くなるのに通勤距離が長くなるのは論外なので、ますます引っ越しのタイミング・検討可能エリアが難しくなります。

そうこうしているうちに、小学校入学をだんだん意識する年齢になります。うちの長女(現在小1)の時は、年中のときに賃貸で住んでいた家庭が次々と引っ越し検討ラッシュでした。

「できれば小学校中の転校は避けたいから、入学前に家を買おう」という家庭が非常に多いと思います。

この場合、注意するポイントがあります。それは

小学校前の引っ越しは【年長の夏】までに決める

です。

なぜなら、年長の秋から進学先小学校の手続き(書類提出、健康診断、面接等)がはじまるからです。具体的な日程は各自治体・小学校ごとに異なりますが、おおむね秋に手続きがあります。(詳しくは自治体HPで「就学時健診」等のキーワードで探してみてください)

年中の夏までに住所が決まっていれば、たとえばまだ建設中で実際の入居は3月末でも問題ありません。ようは、進学先の小学校が決まっていればいいのです。

一部の自治体(渋谷区等)では住所に関係なく小学校を選ぶことができますが、多くはまだ住所ごとに指定校があり、住所が決まっていないとどうにもなりません。

なお、うちの地域では、学童の申し込みも12月頭でした。

なので、「年長の1~3月引っ越し」は学童に入れない可能性等のリスクがありますので、できれば避けておきたいです

購入予定の方は、建設期間もふまえると最低1年はみておきたいので【年中になったら本格的に家探し】と考えておくといいかもしれません。



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