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食の新常識!「スローカロリー」

「スローカロリー」とは、糖質(カロリー)を、ゆっくり(スロー)摂る食事スタイルです。
 
「糖質制限」のように糖質の量を減らすのではなく、ゆっくり摂ることで、肥満の原因となる血糖値の急激な上昇、早食い、食べ過ぎを防ぐ効果があります。
 
さらに、仕事や勉強の集中力アップ、スポーツのパフォーマンス向上にも活用されています。


〇 ”よく噛み、ゆっくり食べる”

 1回の食事にどれくらいの時間をかけていますか?

食べ始めてから満腹を感じ始めるには、約20分かかります。
ゆっくり食べると満腹を感じるホルモンが分泌され、食べ過ぎや血糖値の急上昇を防ぐことができます。
 
味わいながら食べることで、いつもより美味しく感じるかもしれません。


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〇 “ベジタブルファースト”

 野菜や食物繊維など(ベジタブル)を最初に(ファースト)食べると、
糖質の吸収が緩やかになり、血糖値が上がりにくくなります。
 
次に食べるのは、肉・魚・大豆食品など、たんぱく質がメインのおかず、
最後の方に食べるのは、お米・いも類など、糖質の比較的多い主食です。
 
満腹感を感じやすく、食べ過ぎを防止することもできます。


〇 “低GI食品“

糖質によって血糖値の上がり方が異なるのをご存じでしょうか。
血糖値の上がり具合を示す指標を「GI値(グリセミックインデックス)」といいます。

糖の吸収が穏やかな低GIの食品を選ぶとスローカロリーが実現します。

〇 ”間食上手になりましょう”

「夕食が遅い日は、お腹が空いてつい食べ過ぎてしまう」
そんな方は、昼食と夕食の間(16~17時頃)に間食を摂ることをおすすめします。
 
血糖値が急に上がるのが心配な方でも、糖質カットのお菓子やカロリーを抑えた軽食など、成分表示をみて、200キロカロリー程度のものを選ぶとよいでしょう。

食べる量を減らすことは難しいかもしれませんが、食べ方や選び方の工夫で無理なくできるスローカロリーを、ご自身の健康に役立ててはいかがでしょうか。                 (文:Y . K)


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