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北海道ゆかりの人たち 第一位 川村カ子ト(かわむらかねと)

2021年3月12日、日本テレビお笑い芸人の脳みそ夫さんが「この作品とかけまして動物を見つけた時ととく。その心は、あ、犬」と謎かけをしました。
テレビの影響は大きく、この番組の後に私の「川村カ子ト」のアクセスが異常な勢いで伸びました。一日のアクセスが1000を超える時もあり、川村カ子トのアクセスは現在1万2千を超えています。

名前のカ子トは「カネト」と呼びます。
「北海道ゆかりの人たち」の中でダントツのアクセスがこの人物です。

川村カ子トは北海道の上川(旭川)アイヌの名門7代目村長です。
現在、北海道教育大学旭川分校の向かい側に「アイヌ記念館」があり、館には9代目になる川村兼一氏が住んでいます。
近年アイヌ民族に光があたり、兼一氏がテレビで祖父を語る機会が増えました。

アイヌ記念館や資料館(室)は北海道各地域にありますが、すべて公の施設です。この記念館は大正5年、川村カ子トが私財を投じて開設したもので今日まで維持してきたのは奇跡といえるでしょう。

阿寒・白老・平取・札幌などにアイヌ民族の資料館があります。
私は主だった施設を訪れていますが、川村カ子トの施設はアイヌ民族の歴史を遡り本物に触れる思いがしました。
金田一京助と知里幸恵が出会い、アイヌの「木彫りの熊」が誕生した場所でもあります。

観光で旭川を訪れる人は「旭山動物園」を目指すのが一般的なコースですが、この「川村カ子トアイヌ記念舘」もお忘れなく!
この記念館を訪れると、あなたが見てきた北海道とは違った北海道が見えてくると思います。

下記の「北海道ゆかりの人たち」を読んでおくと、記念舘の展示物一つ一つがより面白いように理解できます。

この連載は週に一回程度のペースで投稿します。

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