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あっけしおおはし(あっけしちょう)
水彩画 横240×縦270  2023年8月制作


厚岸大橋

厚岸海事記念館の学芸員に「厚岸町の絶景はどこですか?」と尋ねると、スマホに収めていた画像を見せてくれました。
それを描いたものです。
赤い橋を渡り左手に上がると厚岸の「道の駅」があります。

厚岸大橋
道の駅厚岸グルメパークから対岸に大きな突き出た島のような陸が見えます。そうして、この島を結ぶ赤い「厚岸大橋」で繋がっています。

この対岸を湖南地区といい、駅のある手前を湖北地区と呼んでいます。
この二つの地区を結ぶ長さ456.5mの厚岸大橋は、北海道で最初の海上橋として昭和47年9月に開通しました。

この橋ができるまではフェリーボートで、それ以前は、渡船で人や自動車などを輸送していたといいます。
対岸の島は、陸続きなのですが厚岸湖を一周することになるので島でしかありませんでした。

この絵は対岸の山の上からの風景です。

国泰寺

18世紀末から湖南といわれる地区に江戸から多くの役人が駆けつけました。
湖南には松前藩の「アッケシ場所」があり、アイヌの人たちとの交易の場所として栄えていました。

「クルマ社会」となり、国道44号で根室に向かう前に、この厚岸大橋を渡ってみてください。根室にはこちらからも向かうことができます。
歴史を知るだけでなく、厚岸観光十景は道道123号にあるのです。



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