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ひつじとくものおか(しべつし)
油絵 F3号 273×220mm 2022年作成


羊と雲の丘

この絵は、士別市の観光名所「羊の雲の丘」からを描いたものです。
大変見晴らしの良いところです。

士別は明治32年に屯田兵によって開かれた町です。
その後開拓民は泥炭地の水田改良などで米作りに力を入れ、
昭和29年に士別町、上士別村、多寄村、温根別村が合併し士別市と
なります。
昭和30年代には米の出荷高日本一を記録し「士別」は全国的に知ら
れる町となりました。
しかし、昭和45年、国の減反政策(減反率60%)により離農・転出
などで一転し全国2位の過疎化地域になります。

市が再生の一手として作られたのが「羊と雲の丘」でした。
平成3年(1991)に「羊飼いの家」建設。
翌年に羊と雲の丘が第三セクターで設立。
あわせて羊ヶ丘体験広場「百樹園」が整備され「羊のまち」となりました。

  


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