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古本屋のつれづれ日記archive-2021年2月(1)

ブログから日記を転載(12)

少し間が空いてしまいました。

2月某日
2月3日は節分である。2021年は124年ぶりに2日が節分になるとのことで、恵方巻のチラシが朝刊にたくさん入っていた。大量に廃棄される恵方巻が社会問題になって以来、どこも予約をしているらしいが当日がメインなのは言うまでもない。
そういえば昨年の節分の日、仕事の帰りにスーパーに寄ってみたら見事に完売であった。
空になった台を空しく眺め、他の店にもはしごしたが結果は同じであった。
こうなると食べたくなるのが人情というもの、翌日恵方巻ではない普通の巻き寿司を買った記憶がある。

私達はいつから恵方巻恵方巻というようになったのであろう。
西日本では節分といえば豆まき一択、家によっては玄関に鰯の頭を飾るというのも伝え聞くくらいで目にしたことはない。もちろん恵方巻などという食習慣もなかった。

ただ、台所を預かる身になってみると、これは誠に都合の良い習慣と思えてきたのだ。何しろ食事の支度をせずに済む。惣菜を買うという少々後ろめたい行為を、行事食という名目で大手を振って買えるのだ。なんと有難い。
そう思ったが、京都在住の知人がSNSに自家製の太巻きの写真を載せているではないか。

もう、買っちゃいなよ。

プリンターの調子が良くない。
Wi-fiで使っているのだが、どうも接続が良くない。
通販の処理に困るではないか。


2月某日
確定申告の方もそろそろ佳境である。
先月に負った精神的ダメージをいたわりつつ何とか頑張るのみである。
税理士さんに頼める身分になりたい。

2月某日
村上春樹棚の、Marie claire1999年9月号が売れてしまった。
対談を収めた号で、非売品のつもりでいたのになんと破格の安値で出していたのだ。
お客さんは「探していたんです」と大喜び。半泣きでレジを打ちました。しかもセール中につき5%OFF。人はこうやって古本屋になっていくのだ。

村上春樹といえば、同業仲間の男性で好きな人があまりいない。
なので、案外安い値をつけている店もある。エッセイなど絶版になっているものもあるが、人気作家なのでしれっと文庫化されていたり。今回のは完全に自分のミスだけれど。

2月某日
古本と雑貨のセール、2/11までやっています。
セールの期間中はほぼ好天が続くようなのでとても助かる。
少し延長してみようかな。→月末まで延長しました。

横溝正史ファンのお客様が来られて、探しておられた1冊をお買い上げになる。
ついでに「犬神家の一族」文庫の初版本を見ていただく。
見慣れたあのデザインとは違うカバー、中身も後から出た版とは違うのである。
しばらく手元に置いておこうと思う1冊だ。ついでに「1000人の金田一耕助」のチラシを引っ張り出して、今年はあるといいですねなどと歓談。コロナ禍でなかなか人と会って話が出来ないけれど、こんな些細な事にとても癒される。

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