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【第20話】サウナリーマン日記「超有名施設の貸し切りセルフロウリュ」〜ウェルビー栄〜

サウナ旅の後半戦でやってきました。

大垣から在来線を乗り継ぎ、
栄駅まで。

はじめてのウェルビー。
栄店に来ました。



以前に系列の
神田のサウナラボには
訪れたことがあり、期待に
胸が高まる。

颯爽と階段をかけ上がり、
フロントでチェックインへ。

ところがさっそく出鼻をくじかれる。
これがはじめの試練到来。

なんと宿泊者は別の入口だという。
負けるな、おれ。
宿泊する方は要注意である。

泊まる人はこっちだよ

ウェルビーでの想定外と試練


今回はプレミアムルームでの
宿泊である。
個室ということで、カプセルが
苦手な私にはありがたい。

【HPより】
デスクトップPCとテレビも完備でした



ところが、である。

天井は完全に遮られて
いないので、隣の生活音はかなり漏れる。

翌日のテレワークも想定していたが、
これだと厳しい。

さらに本来の宿泊者のチェックアウトは
12:00だが、今回は館内消毒のため
10:00だという。

翌日の計画を練り直さなければ
ならなくなった。

仕方がない。
いろいろ自身のリサーチ不足は否めなかった。

しかし今日は名古屋が誇る名サウナに
やってきたのだ。
東京在住の私にとってそうそう
やって来るチャンスではない。

ここで挫けてちゃだめだ。

そう気を取り直して大浴場に向かった。

脱衣所で麦茶をいただき、
臨戦体制に入る。

さすがは超人気施設である。
夕方にはたくさんの人で賑わっていた。

今回のお目当ては
森のサウナのセルフロウリュ。

中温でじっくり蒸されたかったのだ。

ところが…。

こういう日に限って
またしても試練が襲うのだ。

近年のサウナブームにあってか
20代の若者が浴場内でも
多くを占めていた。

自分が入ってすぐに
若者3人組がにぎやかに
森のサウナにご入場。

【HPより】これが森のサウナ。
この最上段が良かったっす。

当然のように、おしゃべりする
若者3人組が登場。 
突然約1名が勿体ぶって少し
ボリュームをあげてそのセリフを言う。

3人組A「実は彼女にふられたんだ」
3人組B,C(同時にかつでかい声で)「まじかよ」
自分(心の声)「知らねーよ、というか突然ボリューム上げて話す話か」

自分のすぐ横にいたオッサンも
「知らねーよ(以下同文)」だったと思う。

話してないけど1秒のアイコンタクト
で語り合った気がした。
間違いない。

いつもならここでサウナ室を
出て、出直しを図るのが私の通例である。

ところがあまりにも、周りの人の
存在を全く認識していない3人組のようで
あることが分かったので、
この際、耳をダンボにして
聞いてみる。

うーん、なんて男ってアホなんだろう。
バカなんだろう。

詳細は省くが、
そんな残念な理由と結末のストーリー。

まぁ最低限のマナーすら守れないから、
フラられたことが分かる
エピソードでおじさんは納得して
サウナ室を出ました。

彼らの水風呂がいつまでも
キンキンであることを祈るしかなかった。

結局、混雑をうまくかわして
完全に楽しむことはできず。

とりあえずアイスサウナの冷たさだけ  
満喫してフィンランドを
覗いた気分でいったん出る。

蔓延防止で、飲食店が早く閉まることは
分かっていたので、早めに外出した。

立ち飲み天ぷらのサ飯

例の蔓延防止の対応で
20時までの勝負だったので、
立ち飲み屋にネットで検索して
滑り込む。

天ぷらとお刺身のお店らしい。

美味しかった、さすがGoogle先生


店員さんがメガジョッキを勧めるので、
かなりグラスを重ねてしまった。
旅先の解放感だろうか。

つまみはリーズナブルで
おいしかった。
また来たい。

それにしても、メガジョッキを
重ねたとはいえ、
1人で立ち飲み屋で5000円って
アホすぎる。

割と話しかけてくれた女性店員が
最近、ダメダメ彼氏と別れた話を
してくれて、傾聴。

うん、どっかで聞いたことあるな。
しかもすごく最近。
どうかその彼氏が3人組のAでないことを
心の底から祈った。


サ飯としては最高で大満足で
ウェルビーに帰還。

そして、超早朝の貸し切りサウナへ

うーん、明日は11時から会議がある。
朝礼もある。

例のプレミアムルームは、
声を発信するのはどう考えても
無理だったので、
始業までに東京に戻ろう。
1人作戦会議の結果その結論に至る。

近くのコワワーキングスペースを探すことも
考えたが、どうせ帰るので早目に帰ることに。

でもサウナは入りたい。
絶対入りたい。

そこで思いきって超早起きして
堪能して始発の東京で戻ることを決意。

そこで午前4:30ごろにサウナ室に立っていた。

正確には2時間しか寝られなかった。
隣の生活音が聞こえるのと、心理的に
やっぱり鍵もかかっていないスペース
で寝るのがこわかった。

気にしない人は気にしないのだろう。

とりあえず眠れなくて疲れ気味の
自分を奮い立たせ、大浴場へ。

やっぱり1人だった。
この有名施設を貸し切りなんて。
ものすごく気持ちいい。

眠気が襲ってきたが、数々の
ウェルビーの試練を乗り越えてきた
自分としては、後悔はない。

清掃時間とかの事前のリサーチは
必要だが、超早朝サウナからの貸し切り。
狙うのはありだな。

そして森のサウナのリベンジ。

独占セルフロウリュをして
しっかり蒸されました。
ヴィヒタの香りも心地良かった。

ロウリュをして階段を登り、蒸される。
ヴィヒタの香りに包まれて、
眠れなかったカラダが覚醒していく。
これを何回繰り返しただろうか。

早朝に起きるのはめちゃくちゃしんどい
けれど、誰にも迷惑かけずに独り占め。

独占セルフロウリュ。
このシチュエーションに至る決断を
するまで数々の試練という名の
シチュエーションが私を試してきた。
これを乗り越えたのだ。
はい、幸せです。

完全にサウナで完全に「覚醒」
してしまったカラダ。

それをプール型のぬるめの水風呂を
ぼぉーと浸かるのも悪くないですね。

度重なる「試練」を乗り越えてからの
誰も知らない早朝の「ととのい」

これが贅沢で、自己満足できる
自分を誇りたい(笑)

いい1日のスタートが切れました。
帰りの新幹線は爆睡。

ウェルビー栄よ、ありがとう。

今回のサウナ旅は有名施設を2つ巡り、
大満足でした。
また来たい。
そう思える限り、私はまだまだ仕事を
頑張れるのだろう。

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