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凡人サラリーマンの新NISA実践法④〜凡人が投資するために大事なマインド〜

これさえやっておけばいい。
そんな万全な方法など
存在しないのだけれど。

人はどうしてこんなに唯一の
正解を求めて、もがき苦しみ
無駄なことを積み重ねるのだろう。

そんな思いから、
せめて自分と同じ何のお金を
浪費する趣味も住宅ローンもない
凡人サラリーマンとしての
私の結論を下記に書いた。

予想以上の反響をいただき、
感謝である。

紹介したとおり、
記事の内容を少し乱暴に
伝えると「eMAXIS Slim
米国株式(S&P500)」に
突っ込んでおけということになる。
おそらく多くのインフルエンサーや
書店に並んでいる新NISA本にも同じような
主張は見られるので、新しみもなく
感じた方もいたことだろう。

思考停止でもいい。
ほったらかしでもいい。
そうは言ってもこの記事を読んで
いる読者のことだ。
一抹の不安にも襲われることだろう。

そんな不安を少しでも
和らげるポイントを今日は
お伝えしたい。
それは心の持ちよう。

インデックス投資で
長期•分散•積立を
確実に実行し、資産形成を
成功に導くマインド
である。

私はみなさんと同じ素人でありながら、
「素人の失敗や悲劇」を
この記事で防ぐことができるなら
労力を惜しまず自分の無能さを
棚上げして書いていきたい。

そのマインドとは何か。


凡人サラリーマンの投資マインド①

これは非常にシンプルである。

投資は余剰資金ですませろ。
つまり無理をしてはいけないということだ。
すませろという言葉をあえて
使ってみた。

eMAXIS Slim
米国株式(S&P500)の
過去5年の利回りは約18%。
3年間なら23%というデータもある。

少しても早く結果を出したい。
焦る気持ちはよく分かる。
ただ最低限の生活資金すら
確保せずにベットするのはいただけたない

この投資すべき余剰資金というのは、
人によって大きく異なる。
収入、家族構成、生活水準など
さまざまな要素で決まってくる。

ここで一概に判断するのは
難しいし、この辺はファイナンシャル
プランナーの方が得意な話題だろう。

長期で資産形成するんだし、
お金に困ったら投資信託を
必要な分だけ売ればいいんでしょ。

そう思ったあなた。
その通りだ。
1ミクロンも間違っていない。

ただ一つ僕らは知らなければ
ならない。

全ての投資•金融商品に
あてはまること。
それは元本保証がないことだ。
我々投資初心者は忘れては
ならない。

もちろん、これまでの実績と今後の経済予測を踏まえると長期投資になればなるほど、
元本割れする確率は限りなく低くなる。

ただ頭の中でシュミレーション
しておくべきことは暴落
だ。
それが怖いなら、我々は日本円の
価値がどんどん下がるリスクにさらしながら
郵便局とメガバンクにお金を
預けておくしかなくなる。

イメージを持ってもらうために
実データを紹介すると、
日経平均株価はコロナショック時に
約32%、リーマンショック時に
約62%下落
している。
下記の著作を参照。


もし100万円投資して、
いきなり68万円もしくは38万円に
資産が激減する瞬間をあなたは
受け入れられるだろうか。

株式投資である以上、
リスクは避けられない。

サラリーマンはよく
安定の代名詞であるかのように
言われるがリスクはないわけではない。

いわゆる上司ガチャで
相性の悪い人とあたり、
精神を病んでしまう人は
後をたたない。

どんなに新卒のときから
会社で頑張っても、
突然肩たたきにあう人も
いる。
自分だってどうなるかはわからない。

だから、そのリスク許容度を
認識しそこも踏まえた余剰資金
で投資をすべきなのだ。

凡人サラリーマンの投資マインド②

先ほど書いたとおり、
自分の余裕のある範囲で
投資を長期•分散•積立

で続けていこう。

リスクを把握し、
コツコツ続けていく。

一時的に元本割れすることはあっても、
保有しつづけることで回復が
見込める。
長期的な視点を持って投資
をおこなうことが重要。

もっと言うと
市場にい続けること
市場から撤退しないこと。

凡人が思考停止でほったらかしで
進めていきたいならば、
これが重要なマインドである。

根拠となる参考データがある。

2018年のS&P500種株価指数の
トータル・リターン(年初と年末の終値を比較)は4%以上下落しているという。

その一方で、
2019年になると31.5%に急騰している。
さらに、2020年の18.4%から2021年には28.7%へと、リターンが急上昇している。
ただし、複数年のリターンを
まとめて見てみるとブレは落ち着く
という。

さらに10年から15年、20年、
25年と保有期間を延ばしたケースを
調べてみる。
15年以上の保有では、
マイナスリターンがなんと0回。

保有期間が長ければ長いほど、
成績が良くなるということ。

我々の精神安定のために言っておくと、
15年以上保有しておけば、
データ上、マイナスになる可能性
は限りなくゼロに近づくことになる。

もちろんしょせんデータだ。
未来のことは誰にもわからない。

ただ知っていると
知らないで未来の行動がここまで
変わる知識もそうそうないんじゃ
ないだろうか。

だからろくな才能がないと諦めた
我々凡人も学ぶことの歩みを
止めてはいけない。

バイ&ホールドのマインドがいかに
重要かは下記の本を読んでみると
よくわかる。

結局僕らがやること

結局①から④までこの実践法を
やることはとにかくシンプルだ。

愚直にコツコツ働いて
積み立てろ。
市場から逃げるなというものだ。

人はシンプルなもの。
基本をなかなか続けられない。

愚直にまじめにやることを
よしとせずそれを馬鹿にし、
ショートカットすることを
やたら勧めてくるひともいる。

ただ凡人の結論はこれを
続けてみること。
愚直にね。

いつになるかわからないが
シュミレーションした記事も
書いてみようと思う。

もちろんいつかは高配当株とかも
いっぱいチャレンジしてみたいもんだ。




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