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凡人は貯金や投資だけが資産形成じゃない

お金はないよりあったほうがいい。

これに反対する方は早々いないだろう。

凡人が年齢を経れば、夢ばかり語って
いられない。現実的になっていく。

お金があれば、美味しいものを食べることが
できるし、好きなところに旅行に
行くことができる。
万が一、大病を患ったとしても
お金をかけて先進的な治療を
受けることもできるだろう。

お金だけで幸せになることは
できないけど、不幸になることは
回避できる。

人生の折り返しと言ってもいい
年齢にさしかかり、しみじみそう
感じる。

お金だけを追いかけていないか

平日は満員電車に揺られ、
くたびれた顔を浮かべながら帰る。

守る家族もいるだろう。

先日会食を共にした取引先の
幹部が「学習塾の課金ゲームがツラい」と
苦笑いを浮かべていたのを
思いだした。

我々サラリーマンは生活のため、
お金のため毎日働かない
といけない。
気がつけばお金を稼ぐラットレース

に巻き込まれていく。

気がつけば、そこそこのポジションで
定年を迎えて、多少のお金は残すことが
できたけど、何も残らない。 
家族との時間を犠牲にして
仕事に邁進してきた「代償」を
そこではじめて知ることになる。

結果として、そこではじめて
本人も後悔することに
なる人生。
決して珍しい未来では
ないように思う。
これまでの記事でも
準備や行動の重要性をお伝えしてきた。

金の力よりも必要なチカラ

ではお金が手元にあって
老後の人生は安泰だ。
好きなことをしよう。
行きたかったあの場所へ旅行しよう。

そんな状況になったときに、
好きなことや一緒に旅行に行って
くれる相手がいなかったら
意味をなさない。

我々は今のうちにに準備して
おきたいところだ。
それはマイホームや預金
といった有形的なもの
にとどまらないものを蓄えておくこと
だと思う。
身につけておくべきチカラ。
お金を稼ぐ能力以上に大事な
ものがある。

無形の力を養う意味

かつてプロ野球で
選手としても監督としても活躍された
野村克也氏。

楽天イーグルスで監督として
掲げたスローガンの中に
「無形の力を養おう!」
というものである。

これは豪速球を投げる力であったり、
打球を遠くに飛ばす力であったりする
勝利に直結する有形の力に対し、
データを駆使して相手の雰囲気、空気
、気配を感じとり次の一手を
起こすことを無形の力として
表現したものだ。

引き続き野球で例えるならば、
相手ピッチャーのフォームのクセを
見破り配球を読んでバッティングに
生かすといったことが挙げられよう。

我々サラリーマンもこのような無形の
力、つまり自分の知恵や経験を使って
資産を築き上げることの重要性を
感じてならないのだ。

なぜなら、無形の力はお金と違って
なくなることはない。

誰にも奪われない一身専属的
なものだ。
学歴•信用•資格•人脈などを
思い浮かべていただければ
わかりやすいだろう。

だからこそ凡人の我々はここに注目する
必要がある。

無形資産を身につけて守ろう

無形の力を
身につけると僕らには
どんな影響があるだろうか。

それは無形の資産を養えるだけでなく、
無形の資産で有形の資産を養える。
いわば、凡人でありながら無敵の
状態を作ることができる
のだ。

お金の本でありながら、
その重要性を気づかせてくれた
本がある。
大ベストセラー「ユダヤ人大富豪の教え」
でおなじみの本田健さんの最新刊
である。

お金はどんなに蓄えても、
使い続ければいつかなくなって
しまう。
しかし「心身の健康」という
無形の資産があればずっと
働いてお金を稼ぎ続けることが
できるのだ。

物事に対する情熱や
豊かな人間関係も無形資産に
該当するだろう。
お金がなくても、
趣味の世界で人とのつながり
があれば楽しく生きていくことが
できるかもしれない。

健康でサラリーマン時代の人脈と
経験があれば、ちょっとした個人事業主
として成功できるチャンスがあるかも
しれない。

無形の力を身につけておけば、
お金をはじめとした有形の資産に
困ることは早々ない
と言える。

とはいえ学歴も人脈もない。
いまの仕事も特別なスキルではない。
だから私には何の無形資産もない。

そう思ってここまで読んでいただいた
方には無形資産の最大の武器がある。

それは「健康」である。
何を当たり前のことを
と思うかもしれない。

ただ人間は刻一刻と死に近づいていて
身体は少しづつガタが出てくるものだ。
40歳を超えると少しずつそんなことを
考える機会が出てくるものだ。

こんな本を読んでできることを
実践するだけでも立派な無形資産を
作るための第一歩であると私は思う。

心身の状態を良好に保つことが
できなければ、無形資産を作るという
新しいことにチャレンジする気概
も削がれてしまうだろう。

これからは少子高齢化が進むにつれ、
仕事を選ばなければ、チャンスは
あるし、無形の力を養う時間はまだ
残されているはずだ。

老後の資産形成。
万が一のためにお金を蓄えておく
ことは大事なことである。

しかしながら、それ以上に
無形の力さえ身につけておけば、
いつまでも自分自身を助けてくれる
ことになる。

さぁあとは行動を起こすだけだ。
一緒に頑張ろう。

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ありがとうございます。

ほーりーは
ウェルビーイングとサウナをテーマに
凡人サラリーマンの視点で
毎回文章を書いています。

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