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矯正するためではなく、「自覚するため」に自分のクセを観察する

今日はこちらに参加しました。

熊平美香氏の「リフレクション」を題材にしたワークショップでした。
1時間の中に濃い内容が詰まっていて、終了後に早速「リフレクション」したくなりました。

「問い」がテーマということで、インタビュアーとして自分が問いを発したり、他の参加者の方の問いに触れたりする実践の時間がありました。
自分が発した問いを振り返ってみると、まずは「自分ってひねくれ者だなー」という感想が浮かびます笑
詳細は割愛するのですが、最初の問いで「そもそもそれってそういうことなんですか?」みたいなことを言ったと記憶しています。
どうしてそんな問いをしたのかな、と考えてみると「勝手に決められた前提のもとにされる質問って嫌だなー」と感じる自分がいるからだと思います。
「AがBなのって、どうしてですか?」と聞かれた時に、「そもそもAがBって言いましたっけ?」と言いたくなってしまう感じ。
もちろん途中で、「あ、そうですよね。AがBっていうわけじゃないですよね。」と戻るのも全然アリだと思っています。
勝手に設定してしまう前提って、完全に無くしてしまえるものでもないかもしれないですし、気づいた時にお互いが言い出せる関係を築くことが大事だな、と思います。
その中で、勝手な前提を無くす、無くそうとするプロセスを経ることで、相手のお話を「その人のお話」として聞けるのではないかと思いました。

あとは、「抽象度の高い問いを発しがち」だと気づきました。
これは、他の方の問いに触れたことで気づいたことでもあります。
「具体的にそれを感じたことがあったんですか?」みたいな問いって、自分はあまりしないかもしれない、と気づきました。
好みというか、自分の偏りなのかもしれないですが、「〇〇さんにとって、それってどういう意味ですか?」のような抽象度高めの問いが好きです笑

「そもそも問いとは?」ということを改めて考えてみたくて、今回のワークショップに参加したのですが、問いって「フレーズを覚えて使うこと」でもなければ、「○:○で話す、聞くという割合の中で生まれるもの」でもないと思います。
「問おう」とするのではなく、「その人を知りたい」というツールの一つとして「問い」がある感じがしました。

そして、その「問い」には自分が持っている「クセ」があります。
そのクセをどうこうするというよりも、「自覚すること」が大事だと思います。
自分のクセを知らないということは、他の問いを選べないということです。
自分のクセを知るからこそ、「問いが自分のクセに偏っているかもしれない」と気づき、「他の問いをしてみよう」と選択肢を広げてくれるのだと思います。
その「クセ」を知るのに役立つのが、「他の人の問いに触れる」ということだな、と今回のワークショップで思いました。

ワークショップを運営された株式会社せんのみなとさんとキャリアツーリズム®コーディネーターの皆さん、ありがとうございました!
福岡でのキャリアツーリズム®について書かれたnote、ぜひご覧ください。

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Rinfinity~食にたずさわる人の生き方~
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