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後期の不快症状の愚痴【妊娠35週】

おはようございます。
出産予定日まであと30日となりました!
明後日で臨月を迎えます。

臨月って、もういつ生まれても良さそうな響きですが、実際には臨月の1週目に生まれてしまうと早産になり、2週目からが正期産です。

さて、余談はさておき。
今朝はあまりにもマイナートラブルが辛いので、ここに吐き出したいと思います。

赤ちゃんが元気なことと、私自身も健康(病名がつくような状態ではない)でいられ、実家で家族と生活できていることは大変ありがたく思っています。


その前提があった上で、今この瞬間、これを書きながらとにかく苦しいです。

9日後の正期産の時期に入ったら、すぐにでも生まれてきてほしいと思うくらいです。
予定日は4週間と2日後なので、遠すぎる…

今朝ほど辛さを感じない日でも、早く赤ちゃんに会いたい気持ちが強いので、できたら11月中に生まれてきてほしいな。
この子が十分に発達してくれることが第一ですが、私の気持ちだけ言うとそんな感じで、今か今かと陣痛を楽しみにしています。


また脱線しましたが、今どんな症状があって苦しんでいるかといいますと


動悸、呼吸が苦しい

運動した訳でもないのに心拍が激しい。
運動時よりも、むしろ食後にドキドキが強まる。食後1時間経ってもおさまらず。
どんなにゆっくり深い呼吸をしても酸素が足りない感覚。
これらは一度始まると、座っても横になってもしばらく治りません。
そんな時は眠たくても、苦しいのでうとうともできない…


睡眠不足

夜間にまとまって眠れない。寝入っても2〜3時間で起きてしまう。
一度目覚めてしまうと、どんな真夜中でも目が冴えて寝付けず、2時間ほど起きて過ごす。

これは日中に1時間の散歩をして体を疲れさせたとしても変わりません。
午後に昼寝をしてしまうせいかもしれませんが、少しでも睡眠時間を補いたいし、なるべく身体の言うことを聞いて過ごしたいのでやむを得ず。


妊婦の頻尿はよく言いますが、私の場合は、尿意で目覚める感じではないです。
胎動で起きることもありますが、大体は訳もなく覚醒してるような気がします。

お腹が大きくて寝返りが簡単にできない状態だから、眠り続けられないのでしょうか?

産後の、昼夜関係なくお世話が必要な赤ちゃんとの生活に向けて、事前に訓練させられているとしか思えません。
産前の今が、自分のタイミングで眠るラストチャンスなはずなのに。笑


足の付け根の痛み(円靭帯痛)

ネットの記事や体験談などを読み、
足の付け根が痛くなることがあるんだなぁ…それ坐骨や恥骨痛と違うの?私はなってないなー。
と呑気に思っていたら、9ヶ月以降で私も来ました。

付け根=鼠径部でした。感覚的には、鼠径部の中のスジがピキーーーン!と、急激につるような感じです。

私はほとんどこむら返りをしないのですが(妊娠してから3回あったかなくらい)、ふくらはぎがつるよりよっぽど痛みが強い気がします。

調べたところ、円靭帯という子宮を支える靭帯が、子宮が大きくなる過程で一緒に引き伸ばされるために起こる痛みだそうです。
筋肉が柔軟なのはまだ分かるけど、靭帯は本来伸び縮みしちゃいけない場所ですよね。そりゃ大変なことが起きてます。
本当に、女性の体というものは柔軟に形を変えますねぇ…(しみじみ)

こむら返りは決まって朝方ベッドの上で起きましたが、円靭帯痛はいつ起こるか分からないのも恐ろしいです。立っている時なのは確か。
基本的に痛みは瞬間的なもので、短時間で収まりますが、ある日には分単位で持続し、途中座ってもズキズキする状態が断続的に続きました。辛かった。


胃の不快感(後期つわり)

大きくなった子宮は鳩尾あたりまで到達するので、胃や心臓、肺などの臓器を下から圧迫します。
物理的に胃の容量が小さくなり、「いつも(非妊娠時)の満腹はこれくらい」という感覚で食事を摂ってしまうと、食後のあまりの苦しさに悶絶します。
生理的にも、妊娠を継続させる女性ホルモンが胃腸の筋肉の働きをも弱めてしまうので、消化力がめちゃくちゃ低下していることを実感します。

本来締まっているべき胃の入り口もゆるゆるなようで、胃酸がすぐに喉元まで上がってきて、吐き気が起こります。

空腹時もそれはそれで気持ち悪い感じがあり、
食べて不快、食後2時間ほど経ってそろそろ落ち着くかと思いきや今度は空腹で不快!
というように、常に胃の不快感に振り回されて生きることになります。

初期のつわりと似ているようで、同じ「気持ち悪い」でも、細かく言うとその感覚は全然違うと私は思ってます。


こんなところでしょうか。
他には夜に前駆陣痛と思しき腹痛が起きる日もありますが、それはマイナートラブルとは別ものですね。

睡眠トラブルに関しては里帰りしてから毎日のことですが、その他の症状の度合いは日によってまちまちで、特に気にならないこともあります。

中期以降のマイナートラブルは大体がそんな感じで、「毎日同じとは限らない」「良い方にも悪い方にも日々少しずつ変化する」「1週間単位で状態が違う」というのが私の場合です。


妊娠中の経験は、本当に人それぞれだなと感じます。さらには、第一子と第二子でもきっと違うでしょうね。

切迫早産と診断された人は、その人にしか分からない辛さを味わっていて孤独だろうし、
順調な妊婦もそれはそれで何かを抱えていて。

弱音を吐いたら、実母から「切迫の人はもっと大変だよ」「そうやって○○ちゃん(子の名前)と一緒に頑張っていくのよ」「嬉しい苦しみだと思って」と励まされました。

分かっちゃいるけど、ね。という感じです。


きっと今回の妊娠中に味わったこと、体験したことも、すぐに鮮やかさを失って忘れてしまうと思うので、自分のために記録します。

だってあんなに辛かった、人生で最も辛かったと言ってもいいような初期の妊娠悪阻のことも
すでに忘れかけている(というか他人事になっている)んだから不思議です。


私は良くも悪くも過去に囚われないというか、
今の自分と過去の自分は全くの別人という感覚で生きてるので、別人のストーリーをのちのち振り返れたら面白いと思って時々こうして何か書きたくなるんですよね。

恥ずかしくてよっぽど時間が立たないと読み返さないでしょうけど。



辛かった出来事を自分も他人も笑えるジョークに変えられるかどうかは、十分な時間的距離が空いてることが条件のひとつだと、ユーモアの本に書いてありました。

リアルタイムで今を残したものと、時間が経ってから経験を捉え直したもの、どちらも違う価値があって面白いですよね。

妊娠記からかなり話が飛躍していますけど。


妊娠は人生に何度もあることじゃないので、
というかまず、高校も大学も、ある会社に勤めた経験も、すべての出来事が一度きりの諸行無常だから

嬉しいことも死ぬほど苦しいことも、貴重で宝物のような経験なんでしょうね。


いま日々味わっている胎動の愛しい感覚を、いずれ忘れてしまうのは悲しいことだけど、ずっと胎児でいられたら困ります。

ということで、どんなに生まれるのが遅くてもあと6週間すれば終わってしまう妊娠期間を
苦しみつつも楽しんで、前向きに過ごしていきたいと思います!

今日も私と赤ちゃん、周りのみんなも生きていて、最高にラッキーです★


おわり。

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