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ジンクスを打ち破ったアビスパ2021

今日、川崎フロンターレが優勝を決めました。
おめでとうございます㊗️

優勝を決めた試合を見たあと、5歳の長男が私にこう質問してきた。

長男「なんで川崎はあんなに強いの?」
私「分からないね。なんであんなに強いんだろうね」

続けて長男はこう質問する。
「アビスパは1位になれるの?」
私「うーん。どうだろうな。パパは1位になって欲しいけど、どうしたらなれると思う?」

少し彼なりに考えて、こう返す。
長男「強い選手がいっぱいきたら、いっぱい勝てると思う」
私「なるほど」

すごく真っ当な意見に頷いてしまった。

先日、運動会のリレーでアンカーを努めたけど、勝てなくて泣いていた彼の姿を思い出し、私は逆に質問してみる
「運動会で1位になれなかったけど、なんで1位になれなかったと思う?」

「速くないお友達がいる」

実は自分のチームに発達の緩やかな子がいて、練習でもなかなか勝てないことで泣いていた事を担任の先生から伺っていて、彼はそのせいだと思っていたようだ。

続けてこう話してみる。
「年長さんのお友達のチームにも速くないお友達いたけど、1位になってたよ」

長男「あれは僕たちより前から練習してたから1位になった」
私「じゃ来年は1位になる?」
長男「1位になる!」

私「だけどパパたちは、〇〇くん(長男)たちがただ1位になっても、嬉しくないかな」

長男「なんで!?」

私「だってパパたちは、去年より今年〇〇くんたちが一生懸命頑張ってたところに嬉しくなっちゃうから」


実はウチの次男もまた発達が緩やかで、本人なりのもどかしさもあり、上手くいかないことがほどんどで。
それは家でも保育園でも。
でもその彼が、少しみんなと一緒にやろうとしている姿に、親はボロ泣きだった。

先程の「年長さんの速くないお友達」も実は一番仲良くしている友人の娘さんで。


彼女は年長さんだけど言葉の発達も運動の発達も緩やかで、リレーでは先生方の配慮もあり特別な位置からスタート。それでもごぼう抜きされるけど、懸命にゴールに向かって、決して歩かずに走っていく姿に、親だけでなく、私も含めて他の親御さんたちもボロ泣きだった。

それは以前からの彼女の様子をみんな見ていたからで。

そんな話しをかいつまんで息子に話すと、

息子「僕、いっぱい頑張る!」
と、意気込み、夕ご飯を残さずかきこむ。
そしてドヤ顔。


ところで川崎とアビスパの話しに戻そう。
付け加えて長男がこんな質問を
「川崎はずっと強いの?」

もちろん、川崎が弱い時代なんて知らない長男なので、

「いや、川崎も昔はとっても弱かったんだよ」と返す😅

長男「アビスパは?」
私、食い気味で「弱かった」
長男「今は?」
私「すこーし強くなってきたかな」
長男「パパはどうしたら1位になれると思う」
私「わからん。」
「だけどみんな頑張ってるから、パパも君も応援するだけだと思うよ」
長男「応援してたら、1位になる?」
私「なる!絶対なる!川崎だってそうだから」

長男「そう言えば川崎倒した時も、来年もJ1になった時も、パパ泣いてたよね?」

私「泣いちゃうよ。だってできるようになったんだもん」


という、本日の親子のやりとり、でした。😅

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