見出し画像

VOL.92 相手の気持ちを本当に理解するのは難しい。

相手の立場になって気持ちを理解する。よく耳にする話だが、これは本当に難しい。実践できてる人はほぼ「0」かな〜と思うくらい...だって人間は自分が一番好きだから。だからこそ、人に興味を持って接していけば成長できる。そう思ったので綴ります。

新人営業マンの一番の悩み。それを僕は間違いなく“数字”だと捉えていた。でも人によって、数字が一番の悩みとは限らない。その時の状況によって悩みは変わるのだ。先日、部下との同行の際、仕事やプライベートのことを話しつつ、悩みを探るのをミッションにしていた。僕の予想は営業の難しさだと思い込んでいたので、テレアポ、セールストーク、クロージングなどを中心に話し、今の課題を解決するアドバイスを送っていた。が、しかし、、、部下のふとした表情が曇りがちなことに気づいた。「あれ?僕の回答はピンとズレてないけどな」と思ったが、シンプルにそれが今の悩みの根本ではなかったのだ。

そのスタッフが悩んでいたことは、同期が辞めてしまい、些細なことを気軽に聞けるスタッフがいなくなってしまったことだった。営業の情報交換をして高め合ったり、PCの操作方法を聞いたりなどなど、上司とは話すレベルではなく、もっと階段を下りた部分での会話を求めていた。「何も部下のことを分かっていなかった」僕が素直に感じたことだった。情けない...やはり社内で単に仕事の話しをしたり、会議で議論したりしても、相手の本意は掴みづらい。いや掴めない。例えばランチしたり、営業同行の際にコミュニケーションを取ったりして、会社の外での対話を重視し、信頼関係を構築していく必要がある。

オーバーに言うと今まで生きてきて、友達、スポーツ、恋愛、バンドとかで色んな人と関わって、様々なことをやってきたが、出会いの中で大事だなと思う人のことを、本当に真剣に考えたことが無かったと思う。人に興味がなかったのだ。まだまだ未熟者だが、まだまだ人生は長い。人に興味を持って成長して、誰かをハッピーにしていく。そういう生き方もありだと思う。

#気持ち
#理解
#成長
#対話
#悩み

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?