妊娠しやすい身体のつくりかた#初めに1

私がこれまで200人以上の方々を
カウンセリングし、

自分自身の妊活経験も含めて感じるのが、


子供は作ろうと思わなければ、
授からない、

ということです。


「できちゃった婚」とか
「妊活してなかったけど妊娠した」

なんて人の話を耳にすると、
普通に生活していれば
子供は授かるものなんて感じますが、

そういった方は、
少数派だと思った方が良いと思います。


なぜ、
普通に生活しているだけでは
妊娠しないのか?

それは、
現代生活はバランスが
崩れすぎてしまっているからです。


日が昇ったら活動し始め、

日が落ちたら、働くのを終えて休息し
 (夏の日没は19時頃
   冬の日没は16時半頃)

毎日適度に身体を動かし、
 (1日平均歩数目標は女性は8000歩、男性は9000歩)

夫婦の営みは月に8回くらいし、
 (世界のセックス頻度平均は月8回)

毎日7時間以上寝ている。
 (世界の平均睡眠は7時間)


こんな生活、夫婦揃って送れていますか?

かなり難しいのではないでしょうか。


妊娠確率とは、本当に低いものです。

男女共に健康な状態で、妊娠する確率は20%。

つまり、5ヶ月に一回、妊娠するかどうか。


これって「健康な男女」であり
「20代」という条件で、です。

しかも、
健康=病気をしていない状態
ではありません。


・疲れも1日寝れば取れる
・風邪なんか何年も引いていない
・朝は疲れを全く感じずスッキリ起きられる

といった状態であることが
「健康」です。


そして、年齢が上がるほど、
妊娠率は下がります。

若い頃は出来たことが、
年齢と共に出来なくなってきますよね。

徹夜しても、一晩寝れば回復してたのに、
今じゃ一晩の徹夜は1週間引きずってしまうとか。


妊娠も同じです。
精子も卵子も元気な方が条件としては良いんです。


こんなお話ばかりすると、
妊娠出来ないんじゃないか…

と不安になってしまうかもしれませんね。

でも、あえて、こんなお話を最初にしたのは、

●妊娠って簡単なことじゃない
●私たちの生活は、バランスが崩れてしまっている

ということを
理解しておいて頂きたいからです。


つまり、


なかなか妊娠しなくても、
あなたの身体に欠陥があるわけではない

ということです。


なかなか妊娠しないのは、
当たり前のことなんです。

妊活をする期間が長くなればなるほど、
自信をなくしていまいがちです。


「私の身体は欠陥品なの?」
「一生妊娠なんて無理なんじゃないか…」
「生まれつき、子供が出来にくい身体なのかも…」


また、
婦人科疾患や年齢などの心配事も加わると、
さらに不安感も強まりますよね。

「◯(子宮筋腫、膿腫など)があるから、妊娠しにくいのかも…」
「30代後半に入ったから、もうダメなのかな…」
「40代になっちゃったから、もう諦めなきゃいけないのかな…」


色んな不安はあるかもしれません。


でも、自分の未来を信じてあげられるのは、自分しかいないんです。


そして、忘れてはならないのは、

未来の赤ちゃんのタネは、
もう私達のお腹の中にいるんです。


女性は、お母さんのお腹の中にいる時から、
卵子のタマゴを持っています。

(女の子の赤ちゃんは、
  卵巣に原始卵胞(卵子のタマゴ)を
  200万個持って生まれてきます)


赤ちゃんに会いたいと思うのなら、
諦めずに進んでいくのみです。

時には苦しいかもしれません。

でも、自分自身の可能性を、
そして赤ちゃんのタネの可能性を、
信じてあげてくださいね。


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