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【時短】洗剤自動投入の洗濯乾燥機が3歳男児を主夫にした

もう半年近くなるだろうか、「毎日洗濯機をまわす」というルーチン作業が私の中で消えた。代わりにやっているのは、息子である。やりだしたのは3歳半くらいからかな。

息子氏、寝る前に「あれ、洗濯機まわしたっけ・・?」と言い出したりする。最初は行動にも言動にもいちいち感動してジジババに報告したりして親ばか丸出しだったのだが、いまや、「風呂に入ったあと、乾燥までいく洗濯ものを洗濯機へほうり込んでおけば、朝になればきれいにフカフカに乾いている」のが当たり前になってしまっている。堕落。

始めたきっかけは2つ。洗剤自動投入の洗濯乾燥機を購入した。夫が洗濯機のまわし方を息子に教えた。

ちなみに、洗剤自動投入機能のついた機種はなかなかに高価で、当初夫は「そこってそんなに手間じゃなくない・・?」と及び腰だった。ちなみに、当時洗濯を主にやっていたのは夫である。がしかし、「私が買う!」と押し切った。

というわけで、洗濯機をまわす時に危険物である洗剤を扱う必要がなくなり、日々の洗濯は「適切なボタンを押す」だけの家事となったのである。

そして夫氏、ボタンを押すのが楽しい息子氏に、電源ボタンとコース選択とスタートボタンを押すように教えた。

私はといえば、 ひゃっほう!!と小躍りし、息子が洗濯機をまわすたびに、ほめた。めっちゃくちゃに喜んだ。大好き~!!スゴイ!うれしい~~~!!!と毎晩祭りのごとく褒め称えた。だって、他人が家事やってくれるなんて最高じゃないですか。息子は大変に誇らしげであった。自分の操作により巨大な機械が動く興奮。しかも、ほめられる。うれしい。

かくして、利害が一致したのである。

そのうちに、息子にとって毎日洗濯機をまわすのは「やらねば気持ち悪い日課」となった。幼児って、自分の中のルーチンが守られないと癇癪起こしたりしますよね。そのルーチンに洗濯が織り込まれた・・!!

叱っても本人にとっての何らかのメリットがある限り悪癖は治らないが、感謝を伝える・ほめると行動が強化されやすい、というのを体感した。これは、仕事でも大変役に立っている。

洗濯に関していうと、あとは、糸くずフィルターが勝手にきれいになったらな~ 


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