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「あんなにデカかった壁が、なんら色褪せることなくまだまだデカい壁でいてくれた」グレート・ムタ引退試合_2023年1月1日

「あんなにデカかった壁が、なんら色褪せることなくまだまだデカい壁でいてくれた」(NAKAMURA)
                           
基本的にプロレスはSTARDOM(女子)を見ているのですが、このところ、今年の元旦に行なわれたグレート・ムタの引退試合の動画ばかり、何度も見ています。
とんでもなく心に力がわくのです。
                           
NYのWWEという団体で、日本人で最も長くメジャー選手でいるSHINSUKE NAKAMURA(中邑真輔)選手。彼が厳しいスケジュールと契約の隙間で奇跡的に来日し、実現した試合。
二度と見ることのできない作品です。
                           
中邑選手は、武藤敬司選手に憧れてプロレスラーになったそう。
ヴァイオリンの生演奏を背負った完璧な入場、オマージュや愛に溢れた、それでいて度肝を抜く試合展開。背景に脈々と流れる、双方の人生というストーリー。そして、私が何を語っても陳腐になるであろう、退場シーン。
あまりにも美しいです。
                           
現在60歳で、膝が悪く普段は車椅子に乗ることもある武藤選手。かつて世界で活躍した貫禄がみなぎっていて、その背中を少年のように追いかける現役トップ選手。その姿に涙がとまりません。
                           
また、2月21日には武藤敬司として行なわれる引退試合。
中邑選手同様、武藤選手に憧れてプロレスラーになった内藤哲也選手を対戦相手に指名するも、元旦の試合で傷めたハムストリングスが思うように回復せず、プレッシャーと不安の中にいる武藤選手。「這ってでも出場しなきゃいけない。ありのままをすべてさらけ出す」と語る。
                         
かつて「プロレスは終わらないマラソンだ」と武藤選手は言いましたが、ゴール直前までドラマを起こして走る速度をゆるめない姿に、冒頭で触れた中邑選手の言葉が蘇る。

私も散る直前まで、作品を書いていたい。
                           
(ためてしまった宿題を、日曜日の夜になっても片づけられていない体たらくですが、トホホ)

●勝手に関連動画(公式)をまとめてみました

(試合前の記者会見はカットしました)
                           
1)有田哲平のプロレス噺【オマエ有田だろ!!】
試合や背景の要約・解説。導入として最高!

2)SHINSUKENAKAMURA選手の入場
(出典:プロレスリング・ノア公式チャンネルより)

3)グレート・ムタ選手の入場
(出典:同上)

4)試合
試合FULL(ABEMA有料会員限定)

                           
試合終了前、無料公開部分
(出典:プロレスリング・ノア公式チャンネルより)

5)感動の退場シーン
(出典:同上)

6)試合直後インタビュー
(出典:デイリースポーツ公式チャンネルより)

7)大ピンチ引退試合はできるのか?「今のままだと試合できない」武藤敬司 引退直前にまさかの負傷。プロレスの神様が最後の最後に与えた試練。vs内藤哲也 221東京ドーム武藤引退大会はABEMA PPVで
(出典:プロレスリング・ノア公式チャンネルより)

※サムネイル写真は、プロレスリング・ノア公式チャンネル様の動画よりお借りしました             

【プロレス観戦記】
にわかファンですが、プロレスを見た記録を残しています。 あたたかい目で見てやってください。


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