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むしろ支援学級に入りたいとはどういうことか?

今日のセッションは面白かった!
あ〜。私はホメオパスなので、普段ホメオパシーセッションをしています。

今日は兄弟3人連れてお母さんとで4人セッションだった。
6年生の男の子2人
1年生の男の子1人

6年生の双子のうちの弟は
「俺はリーゼントにしたいから髪を伸ばす!」
「(昔の)江口洋介が大好きで昔のビデオを何回も見てる!」
「スケバンはどこ探してもいないんじゃないか?(心配顔)」
「俺はバイクに乗って軍団を作る!」

もう、最近そういう面白いこという子いないぜ〜〜?!
大爆笑だった。

欲しいものは何?
「中学になったらあの学生鞄が欲しい!」
いまや、学生鞄は持っていくのが禁止らしい。
それでもぺたんこの学生鞄が猛烈に欲しいのだ!

ええな〜!
そういう子好きやわ。
あんたたち、45年前が好きやねんな。
「そう!それ!湘南に行きたい!!!」
つれていってやってくれ〜〜〜頼む🙏

兄貴の方は
「俺は相撲が好き!」というわけで相撲教室に通っている。
もっと食べて大きくならなきゃな!というと
「俺は小さくて強い力士になりたいんだ!」だって。
こういう子、最近少なくなってきたよね。
私は話を聞きながら嬉しくて魂が震えたわ・・・!!!

さて、その3人のうち
6年生の2人は今は支援学級にいる。
1年生は普通学級にいる子なのよね。

お母さんは、3人を育てるのは大変だったろうけれど
ホメオパシー&シュタイナーの勉強をずっと続けてきてくれた。
そして、子供たちのためにずっとセッションも受け続けてくれている。
(セッションも親子4人で受けると結構かかるよ)
この6年間にいろんなことがあった。
ちょっとした物語にできるほどに。。。

6年生のお兄ちゃんたち(双子)が
支援学級にするか、普通学級に入れるかは
6年前当時、ちょっと迷っていたところがあって
結果的には双子のうちの一人だけ1年生から支援学級で
もう一人は3年生になってから支援学級に入ることになった。

ここまでの話だと、支援学級に入るイメージが
世間的にどうなっているのか?ということは親にとっても子にとっても
大事だということがわかる。
我が子が支援学級に入りたいか?と言われたらどうでしょう?

でも、ホメオパシー&シュタイナー教育では
そこは全く関係ない。
彼らが1年生の時に、
それぞれの子に適した教育を受けさせるのが当たり前で
無理させて何もいいことはないし、
普通学級に行けば必ず勉強、宿題、テスト・・と
やらされるので、それに耐性のある子はいいけれど
それに興味もなく、できないままでいい感じに学校に行けるわけもないので
5人に対して一人という手厚いクラス=支援学級にいる方が
子供たちものびのびと学校生活を送れると考えたのだった。

そんなわけで6年前から支援学級にいた兄貴、
3年生から入った弟(双子だけど)
そして、普通学級に入った1年生の弟。という構成になったわけ。

支援学級にいる兄貴2人はもうずいぶん先のビジョンまではっきり見えているし、自分の得意なことも自由に家でやっている。

>>ところが普通の子。あれま、普通学級に入っている三男は
普通がために困ってことになっているじゃないか。。。。
勉強、テスト、宿題。。。

これは困ったことになった。
普通に勉強やら、宿題やら、やらなければならないじゃないか。
この子を支援学級=手厚い学級に入れるのは無理。
普通学級で頑張らせるのに意味があるのか??

私はないと思う。
でもほとんどの人は普通学級に入れて
対して子供たちは何もしてもらわずに
気の毒な先生と生徒が毎日一緒にいるだけ。になっているじゃないの。

これ、おかしくないでしょうか?
支援学級は5人に1人先生がいるし
テストもないよ?

聞くところによると
学年が上がるごとに
支援学級を希望して入ってくる子が多くて
1つの学校に支援学級が8クラスもあるというのだよ。
多すぎないか???

これはもう、根本的に
全クラス支援学級並みの手厚い教育をすべきなんじゃないだろうか?
あまりにも多くの生徒を一人の先生が教えるのは無理がありすぎる。

ちなみに私も教員免許を持っていて
小学校、中学校の教師をしていた経験があるけれど
昔と今では大違い。

いま、学校で教師ができることは本当に少ない。
あんなに教師になりたかった私の夢は
現場で木っ端微塵に砕かれた。

もう30年前に
すでに教師の情熱を注げるような教室ではなくなっていたし
教師に情熱があっても規制の方が勝ってしまって
どうしようもなくなっているのだよ。

多分、教員になりたい人は熱い思いがあると思うよ。
でも現場で何もできないね。

学校はもう、ほとんど役に立っていません。
先生になりたい人がいないのは
先生が教育に燃えていればいるほど
それが現場でできなくて絶望するからです。

私もその一人なんだけどね。。。

今は支援学級が充実しています。
全部支援学級にしてしまえば
もっと先生も自由にできるね。

日本の教育を変えていかないと
子供たちは学校に行く意味がもうないんですよね。


しかし、日本人の義務教育は素晴らしくて
これなしには日本人になれません。
今でも昔より、減らしすぎなので、
週休3日には今の状態では断固反対です。

なぜなら親子同時に休んで
家庭教育に望みをかけるなら
休んでも十分なお金を得てなければ
親は、子が休んでいる日も働かざるを得ないからです。

順番を間違うと
ただ、子供の休みが増えて
いい加減な教育が蔓延して
特技、特徴、やる気のない子があちこちにうろうろするか
スマホでゲームする時間が増えるだけですね。


私たち大人は現実を見て
どうすべきか、意見を言い合わないと
そのままダラダラといいように「アホ😐」にされますよ。

本当に私たちが望んでいるのは
それぞれの個性を伸ばして
自由に学び、喜んで学びたい。
学んだり、考えたり、教えたりの楽しさを存分に味わう事。

なんで今、それがおかしなことになって何十年もやっているんだろうね?

ちなみに最後に辿り着く就職の砦では
人間性を見ているのであって、頭がいいだけの使い物にならない
礼儀すらも知らない、人の気持ちも推し量れない子は
当然だけどいらないんだよね。

学生の間は、あなたの好きなことやってればいいよと言って、
社会人になったら急に、世間に合わせるなんて無理に決まってるさ。

学校では、ちょっと出来の悪い子の方が
今はとっても役に立っている場面が多い。

いろんな意味で本当に逆転の思想にならないと
未来が見えなくなってゆく気がしてならないな。

それにしても、今日のセッションは素晴らしかった!
世間に振り回されずに、自分で考え選んでくれたおかげだ。

やっぱり学びは必要ね!









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