近年のサッカーについて思うこと

MFって多ければ多いほど強くないか?

ふと、こう思った今日この頃です。そう思った根拠をお話しします。
この記事では、中盤ミッドフィルダー(以下MF)の使い分けをしています。
「中盤」はコートの真ん中らへん、つまりエリアを指しています。「MF」は中盤というエリアに存在することを含めそのエリア内でプレーするプレーヤーを指しています。

①戦術面トレンドからの着想

ここ数年で興隆した戦術に、「偽9番」「偽SB」が印象深い。これらは、それぞれ代表的にはリオネル・メッシ(バルセロナにて)、ジョアン・カンセロ(マンチェスター・シティにて)がその役割を果たしてきたが、どちらも中盤のプレーヤーの枚数を増やそうという試みであると解釈できる。
このような戦術トレンドから、中盤での数的優位性を確保することが論点になりうるのではないかと考えた。

②中盤での優位がもたらすもの

中盤で優位性をつくることができると、試合をコントロールできるようになります。
ここからは持論ですが、私は中盤を緩衝地帯、MFを緩衝材だと考えています。つまり、攻撃においては後方からフォワードにボールを運ぶ中継の役割をし、攻撃に厚みを出したり、タメをつくるなど、複雑性をもたらしています。
また守備では、セカンドボールの回収やミドルプレスなど、ボール回収の網をかけ、また時にはDFラインに入ってマークマンを受け渡すなどという役割もあります。
極論、DFないしGKからロングボールを蹴ってFWが点を取ることや、DFとGKだけで守るという事はできなくはないですが、それは、あまり現実的ではなく、MFが間に入って攻守両面にわたって仕事をしているという事になります。
逆にいえば、MFが相手より勝って、中盤を制圧できれば、攻撃も守備も思い通りに進められるといえます。

③優位性の確保のために

中盤の優位性確保するために、出来ることは2つあります。
1つ目はうまい・強い選手をMFにするということです。サッカーにはいろんなうまさや強さがありますが、ここではとにかく、うまくて強いほどgoodです。
2つ目はMFの枚数を増やすという事です。単純に数を増やすことで、数的優位を築くことができます。

このようなわけで、MF多いほど強い説が生まれたのでした。。。

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