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本条寺京太郎 即興詩集 2023シーズン

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毎日1つ即興詩を書いている本条寺京太郎氏の2023年4月14日〜2024年4月13日までの365日すべての詩を集めた2023年シーズン詩集。本条寺氏が日々感じたこと心模様、音楽、… もっと読む
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記事一覧

『フォークナー短篇集』

映画「パーフェクト・デイズ」の主人公、 トイレ清掃員の平山が夜に読んでいた 『フォークナー…

本条寺京太郎
3週間前
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ドローセルマイアーの人形劇場

子供たちに大人気の ドローセルマイアーが操る人形劇。 演目はブレーメンの音楽隊、 コウノト…

本条寺京太郎
7か月前
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マイクさん

福島生まれの親戚の 叔母さんの旦那、 イギリス人のマイクさんが 日本にやってきた。 マイク…

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稲垣足穂

稲垣足穂という 小説家を知っていますか? 1900年生まれの小説家、 抽象的で飛行と機械好き、 …

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桜桃忌

6月19日は桜桃忌だった。 太宰治が愛人の山崎富栄と 玉川上水に入水心中。 1948年6月13日に飛…

本条寺京太郎
10か月前
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少数精鋭たち

生命の危機にさらされる 戦士の集団である軍隊では 命令系統が重視される。 それに乱れが生ず…

本条寺京太郎
3週間前
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京太郎の「母音」

ランボーの5つの母音の詩は 5つの色を表していたが、 私、京太郎は5つの母音が 5つの感情を表すと考える。 人間のこころ模様である。 「あ」は嘆きの感情であり、 「い」は嫌悪の感情、 「う」は嬉しさの感情で、 「え」は疑問の感情を表し、 「お」は驚きの感情である。 これら5つの母音によって、 様々な感情を言い表すことができ、 母音が混じりあうことで、 微妙なこころ模様も表せる。 それが詩になるのである。 詩は花鳥風月を描きながらも、 それを通じて己のこころを描く。 様々

ランボーの「母音」

アルチュール・ランボーの詩に VOYELLES(母音)というのがある。 A、E、I、U、Oの5つの音である…

本条寺京太郎
4週間前
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シン・ハンバーグ

「日本橋ゆかり」、 野永喜三夫シェフの 「シン・ハンバーグ」を 知って作ってみた。 「シン…

本条寺京太郎
4週間前
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しきみ

朝の散歩の帰り道、 緑の葉に黄色の花が 数多く咲いている 灌木が目にとまった。 素朴な植物…

本条寺京太郎
1か月前
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禁酒法と密造酒

アメリカ禁酒法時代を描いた映画 「欲望のバージニア」。 密造酒を作り売る三兄弟の物語。 「…

本条寺京太郎
1か月前
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シマエナガ

もふもふ、ふわふわ、 真っ白な雪の妖精、 シマエナガちゃん。 寒い冬は暖をとるため、 羽根…

本条寺京太郎
1か月前
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食卓の桜

近くの公園は 桜の木が多い。 どれくらい咲いたかな? 妻と見に行ってみると、 かなり咲いてい…

本条寺京太郎
1か月前
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Lumie Saxophone Quartet

バッハの有名な曲、 「主よ、人の望みの喜びよ」。 この曲をサックス四重奏で聴いた。 演奏は藝大出身の女性四人組、 Lumie Saxophone Quartet*。 素晴らしく綺麗で美しく 天使が舞い降りて来る演奏だった。 サックスを奏でる女性たちは シックな黒の衣装に身を包み、 とても綺麗で美しく清楚である。 サックスはソプラノが住谷美帆さん、 アルトサックスが戸村愛美さん、 テナーサックスが中嶋紗也さん、 武田歌穂さんがバリトンサックスだ。 それぞれはソロでも演奏して