ゴルフを舐めるな

中学の同窓生コンペを
毎年春と秋に行っている。
毎日晴天だったのに、
この秋のコンペは朝から雨。
それも冷たい雨だった。

それでも何人かは練習に行く。
僕はやる気をなくしていて、
同じようなやつらと談笑。
体調などを報告しあって、
プレーできるだけでいいねと。

ちょこっと練習パットだけして
雨の中でスタートとなった。
最初のドライバーショットが
上手く当たって嬉しい。
今日はなんとかなるかな?

ロングホールだから、
次のショットはユーティリティ。
上手く当たってくれと振ると、
ヘッドの先っぽに当たり右横へ。
がっかりしてミスの連続。

その後のホールでは
7番アイアンまでトップ。
それも連続トップで意気消沈、
なんとか100ヤード以内で
グリーンを捉えるが3パット。

後半はドライバーまで乱れて、
OBの連発で調子は停滞のまま。
結局そのままゲームオーバー、
気がつけば濡れた体が冷たい、
疲労だけが残るラウンドだった。

風呂に入ってしみじみ思う。
ゴルフを舐めていたのだと。
練習もせずにいきなりのプレー。
それで上手くやろうと思うのが
間違いであり、驕りもいい所。
大いに反省の中学コンペだった。