大瀬崎灯台と塩工房

五島列島最後の日は
福江島の南側をドライブ。
山全体が芝生という
福江島のシンボル山、
鬼岳を頂上まで登った。
360度のパノラマ、
蒼い海に囲まれていた。

朝の連ドラ「舞いあがれ」、
舞台となった大瀬崎灯台。
西の最果ての断崖に作られた
灯台は白く大きく美しい。
山中の小径を歩きに歩き、
ようやくたどり着いたが、
灯台からの長めは絶景だった。

福江港までの戻り道の途中、
香珠子海水浴場に立ち寄る。
白い砂浜と透き通った蒼い海、
青緑がグラデーションとなり
息を呑むほど光り輝き美しい。
一日中ここに佇んでいたい、
夜中はきっと満天の星空だろう。

この浜には塩作りの名人がいた。
「塩工房つばき窯」の山田等さん。
山からの水が海に注いだ海水こそ、
ミネラル分豊富な塩になる海水と
この浜で塩を作ることにしたという。
美しい海水から美味しい塩が作れる。
薪で焚く結晶の塩はまろやかだった。