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ようやく

今月末に某研究所の発表原稿の支度は終わり、読書も再会!

そして、今読んでいるのは…

アマゾンでは買えなくて、私は直にクルミド出版から買う形を取りました。改めてグッグッたらヤフーに売ってるじゃん!(●`ε´●)

内容は、続ですから前回をふまえてはいますが、かなり勉強になります。

経営でもあり、地域活性でもあり哲学書でもあります。良質なビジネス書の多くは、哲学すなわち理念があり、そこにいたる手段が具体的ケースにのせて書かれる。ただそれらは△の形で、定められた一つの成果へコントロールしようとしている。しかし、影はそれぞれのいのちを最大限発揮する。▽は一つの木から幹が育ち、枝ができ実が実るように植物が育つような経営を目指している。

目的と目標に関しても、数値や値段で考えるのでなく、相手に喜んで貰えるのは?という問いを立て考えている

そこで問われるのはあり方であり、他者を喜ばせることを大切にしている。そこから支援し合う関係へと話は繋がっていく、場の力も重視ししているが、それも空間よりも人そのものであり、関係性の記憶と捉えている。また場としてのカフェの魅力のなかに目的なく訪れられるとのべ、道端のベンチ、神社の境内もそれに当たる。

後半はファンドや組織づくりにも触れているが、とくに共と公の関連性が注目に値する。


ちなみにこの本は、査読を公開で行なっているものだそうで、完成本には後二章追加されるとのこと。小さな本ですが、かなりお寺のあり方にも関わる内容であり、今後の運営のヒントになると思う。

地域に必要とされる場所であり、空間であり、関係がカフェという形で存在している。寺院はカフェと違いより沢山の記憶を有しており、礼拝空間でもある。

ただ自坊も含め地域と良き関係を築けているだろうか?読み問われている感覚になる一冊!

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